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22.下心の塊 ページ22

桃太郎「Aさんの研究すごかったです!!逆転の発想ですよね?
俺はまだ東洋医学を勉強しだしたばかりなんですけど、Aさんは独学なんですよね?」

白澤ともめた後、後を追うようにして出てきた桃太郎様に声をかけられた

A「本は沢山読みましたけど、教えてもらった事はありません」

桃太郎「よかったら、俺にもAさんの学んだことを教えてもらえませんか?」

罵倒されたからショックも大きかったけど、桃太郎様にそう言ってもらえるだけで私は救われた

A「…私でよければ///」

桃太郎「Aさんは現世に居るんですよね?俺会いに行ってもいいですか?」

A「それはちょっと…」

桃太郎「そうですか…」

A「あの…でも…メールでよければ」

白澤「は!!?」

桃太郎「本当ですか!?」

A「はい。桃太郎様ならいいですよ」

鬼灯「ついでに私もいいですか?」

A「鬼灯もお世話になるからいいですよ」

白澤「じゃぁ僕も」

A「白澤はダメ!!」

白澤「なんで僕だけ仲間外れにするんだよ!?」

鬼灯「あなたには前科があるじゃないですか」

桃太郎「前科って何なんですか?」

あのことは出来れば忘れてしまいたいのに…あぁ…もぅ…

鬼灯「エ ロ豚がAさんの寝込みを襲おうとしたんです」

白澤「エ ロ豚言うな!!確かにキスはしようとしたけど」

A「…は?…キス?」

鬼灯「この下衆豚が!!?」

白澤「ギャァー!!」

白澤にモザイク処理が必要な状態となったが、血飛沫のおかげでその必要はなさそうだ

それよりも衝撃を受けたのは、白澤が私にキスをしようとしただと?

桃太郎「Aさんが嫌なら、無理に連絡先教えなくていいと思いますよ。
白澤様のあの性 癖はどんなに薬を盛ったって治療の使用がありませんから」

A「…?白澤の性 癖って何?」

桃太郎「あぁ。Aさんは現世に居るからわからないんですね。
白澤様はどうしようもなく女癖が悪いんです。Aさんが無事で何よりですよ」

A「白澤が抱きついてくるのは、外国的な挨拶のスキンシップじゃなかったの?」

桃太郎「全然。下心の塊ですよ…Aさん?顔が赤いけど大丈夫ですか?」

A「大丈夫じゃ…ないです…ごめんなさい。今日は帰ります」
2014.10.4

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設定タグ:鬼灯の冷徹 , 毒姫 , 白澤   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:辰巳 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/toshi6411/  
作成日時:2014年8月31日 7時

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