『私変人共と部屋に閉じ込められました』【銀魂 】２

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先程から一言も発さない男の子。土方さんと同じようなポニーテール姿で、整った顔立ちをしていてしっかりしていそうなイメージだ。



　土方さんみたいに髪を短くしてる人もいるしなあ。でもこんなに綺麗な黒髪ってそうそういないし、というか一人くらいしか思い浮かばない。



『桂さん？』



「桂ぁ？」



「あぁ。」



　おお、あたり。なんて喜んでいると土方さんは桂さんだとわかった途端眉に皺を寄せ普段なら掛けている刀を抜くため腰に手をやる。当たり前にからぶる訳だが、



「クソ、桂！！しょっぴいてやるぁ！！」



「ふはは！！今のその体ではなんの意味もないだろう！！」



　やんややんやと取っ組み合いを始める二人を我が子を見るような目で見つめていると看板が出現し、【面倒を見ろ】と書かれていた。面倒っていっても二人共中身は大人なわけだし子供扱いすればいいのか？？



『…まぁいっか、はーい、二人共喧嘩はおしまいだよ』



　ぎゅ、と二人一緒に抱き締めればぴたりと動きが止まった。というか固まった。子供扱いとは詳しくは分からないが、まあ、甘やかせばいいのだろう。



「ひじか、十四郎くんもそんなに皺作っちゃせっかくの男前が台無し」



　親指の腹で眉間を軽く伸ばしてやると顔を赤くしてやめろ！！と手を叩かれた。子供の力で全く痛くなかったので、ぽん、と頭を軽く撫でる。



『小太郎くんもほら髪が乱れてる、結ってあげるからおいで』



　手を引いて後から髪を結び二人の頭を無でれば、軽い破裂音と共に二人の体が元に戻る。いつも通りの大きさに戻り名残惜しくあーあ、と声を漏らすと土方さんは私手を振り払い、既に居なくなっていた桂さんを追いかけて行ったのだった。



　最近私置いてかれ過ぎでは？
　


・


凄いですね、まさかの続編。
続くなんて思ってなかったですね！！！
是非、皆さん星の一番右をタップしてから続編に行きましょう！←そして続編でもタップしておきましょう！！

そして！驚くべきことに、お星様が赤色になっておりました！！皆様！！こんな変な話に付き合っていただいてありがとうございます😭これからもよろしくお願いします！！

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