『私変人共と部屋に閉じ込められました』【銀魂 】２

【面倒を見ろ】土方十四郎　桂小太郎 ページ49

みにか 様 リクエストありがとうございます😊



『…えーっと、二人共お名前言えるかな？』



　目の前に立つ男の子二人に膝を曲げて問い掛ける。普段なら知り合いと閉じ込められるはずなんだけど、今回は全く知らない子供と一緒なんて計算外だった。私を見つめる二人に気まづくなって何を話せばいいのかと頬をかく。



『あ、お姉さんはAって言います、えっと、よ、よろしくね、？』



　生憎、小さい子供と話すことは苦手だ。何を考えているのか分からないし、単純だけど憎たらしいし、なんというか、とにかく苦手なのだ。



「おいやめろA、俺だ。」



『お、俺とは、』



「見りゃ分かんだろ、土方だ」



　片方の子がまゆに皺を寄せながらその名を口にする。最近の子供の中では鬼の副長ごっこが流行っているのか？？子供の考えることはほんとに分からないな。



『んーっと、憧れるのは分かるけど、本当の名前がききたい、かな、』



「嗚呼？嘘なんてついてねぇよ。れっきとした新選組、副長、土方十四郎だ」


『…？、うーん、、』



　言われてみれば確かに似ている？前髪とか特に、Ｖ字な所とか。でも子供の土方さんって髪長かったんだな。ポニーテールなんてしちゃってまあ、



「理屈はわからねえが体が小さくなってやがる。」



『じゃあ、こっちの子も子供になった誰か、ってことですか？？』



「だろうな」



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