『私変人共と部屋に閉じ込められました』【銀魂 】２

【取りあえ】坂田銀時　金時 ページ22

Siro.11.5 様 リクエストありがとうございます！
　


『とりあえず誰を取り合あう？？』



　お題を全員理解した後、２人の顔を見る。こう見ると顔は一緒なのに金時の方が男前に見えるな。なんでだろう。ああ、銀の方はだらしない顔をしてるからか。



「おい、Aてめぇ今失礼なこと思っただろ」



『え』



「まぁ、なんだ、俺は銀時を取りあいたくねぇな」



「あん？そりゃあこっちのセリフだっつーの」



　そうなれば必然的にわたしが取りあわれることになるのだが、誰が好き好んで取りあわれたいよ。普通にやだよ。



「埒が明かねぇ、悪ぃな」



『え？ッ、！？』



「は？」



　腕を引かれ金時の腕の中にすっぽりと収まる。目が点になる私の耳に金時が顔を近づけて息を吹きかける。っひ、と情けない声を上げた私を見て満足気に笑う金時。こんの、男、



　離れろ、と胸を押すがびくともしない。何とか銀時の旦那に見てないで助けろ、と目線を送ろうと視線を動かす。



「…それ以上触んじゃねぇよ」



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