小さく暖かい世界 ページ5
現在ボクは長月さんの部屋の前にいて、インターホンを押したところ……なのだが一向に出てこない。
やはり今日もダメかと思っていたところで、ガチャッと扉が開く音がしたのだ。
「ふぁ〜……、あれ? 苗木くんどうしたの?」
「長月さんと過ごしたいなって思ってさ。 ダ、ダメかな?」
「むしろ嬉しいよ、良ければどうぞ」と部屋に招かれる。
躊躇したが、ここはお言葉に甘えさせていただこう。
ボクは長月さんの部屋に足を運んだ。
◇
ベッドくらいしか座るところが無いらしく、ボク達はベッドに座った。
「ふあっ……ってごめんね」
「まだ眠いの?」
うん、と寝ぼけ眼で答える。
それから数十秒の間が開いた後に「あっ」と何か思いつく長月さん。
「苗木くん、一緒に寝よう」
「えっ、い、いやちょっと待って!」
否定の言葉と意志は聞かない、と言うようにボクは手首を掴まれ・・・そのままベッドに倒れこむ。
「苗木くんって……あったかい……」
声をかけようとした頃にはもう彼女の寝息が小さな空間に響いていた。
『まぁいいよね』と心のどこかで思ったのか、ボクも目を瞑って意識を手放した。
◇
ぐだぐだの上に意味不明ですね、甘い系は難しいです・・・ぐぬぬ
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まゆ - 面白かったです^_^奥が深い話が多いですね^_^すごいです!これからも、頑張って下さい^_^ (2017年8月17日 15時) (レス) id: 5050a4539b (このIDを非表示/違反報告)
鳴神月さんちのトルテさん - ちなみにですが、シュレディンガー〜は狛枝くんです。 (2016年4月14日 12時) (レス) id: 135a05a3e0 (このIDを非表示/違反報告)
鳴神月さんちのトルテさん - 壬埜亜さん» 初めまして、今更になってしまい恐縮です。 他の短編小説にて同じ意見を頂きましたので現在策を講じている最中でございます。 約1年越しの返信なこと、大変申し訳ございません。 (2016年4月12日 5時) (レス) id: a12c22e8d5 (このIDを非表示/違反報告)
壬埜亜(プロフ) - シュレーディンガーの猫、って狛枝ですか?苗木ですか?やっぱり題名の後にちゃんと名前書いたほうがわかりやすいです・・ (2015年2月2日 7時) (レス) id: b49bc34f07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:トルテ | 作成日時:2014年5月11日 3時