シュレーディンガーの猫 ページ12
「シュレーディンガーの猫、って知ってる？」
相も変わらず唐突に話を始める長月さん。
「確か『仕掛けを仕組んだ箱に入れられた猫は、見てみるまで生きてもいるし死んでもいる』っていう思想実験だったよね？」
そうだよ、と彼女が答える。
「私はね、この世界こそがシュレーディンガーの猫みたいなモノなんじゃないかなぁーって思うんだ。
人一人の思惑と行動で大であれ小であれ世界は変化する。
そしてそれは行動を起こし、結果を見てみるまで良い結果でもあるし悪い結果でもある」
『不思議だよね』とこちらを見て首を傾げる長月さん。
……彼女は何を伝えたいのだろうか？
「要するに私が言いたいのはね、キミと会う事も無かったかもしれないって言いたいんだよ」
少しだけ顔が赤い長月さんをからかうつもりで「どういう事？」と聞いてみる。
「えっと……だから！ キミと会えた世界で良かったって事だよ！」
「バーカ！」と捨て台詞を吐かれ、すごいスピードで彼女は走って去って行った。
ボクの顔が真っ赤だって知ったのは、通りかかった日向クンに教えられてからの事だった。
◇
どの話でも言える事なんですが、あまり深く考えずに読んでくださいね。
作者の表現力は底辺をさらに下回るくらいに酷いですからね・・・ハイ。
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まゆ - 面白かったです^_^奥が深い話が多いですね^_^すごいです！これからも、頑張って下さい^_^ (2017年8月17日 15時) (
レス) id: 5050a4539b (このIDを非表示/違反報告)
鳴神月さんちのトルテさん - ちなみにですが、シュレディンガー〜は狛枝くんです。 (2016年4月14日 12時) (レス) id: 135a05a3e0 (このIDを非表示/違反報告)
鳴神月さんちのトルテさん - 壬埜亜さん» 初めまして、今更になってしまい恐縮です。 他の短編小説にて同じ意見を頂きましたので現在策を講じている最中でございます。 約1年越しの返信なこと、大変申し訳ございません。 (2016年4月12日 5時) (レス) id: a12c22e8d5 (このIDを非表示/違反報告)
壬埜亜(プロフ) - シュレーディンガーの猫、って狛枝ですか？苗木ですか？やっぱり題名の後にちゃんと名前書いたほうがわかりやすいです・・ (2015年2月2日 7時) (レス) id: b49bc34f07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トルテ | 作成日時：2014年5月11日 3時
