Ｓ 第五話 ページ6
質問するのも、重い空気はでとても勇気が必要で
足がガクガク震えて、目線はもう好きな彼を見れない状態だ。
そんな時に質問に答えてくれた。
「美食會だけど？」
ですよねですよね、そうですよねー…！
…ってことはここは二次元？天国じゃない？
まあ、変な生き物…じゃなくて猛獣たちに追いかけられたから
ここはもう「トリコ」の世界なのかな？
ちょっと後ろを向いて頬をつねると痛かった。
やっぱこれは夢じゃないんだ…。
「はあ…ってか早く目玉くれよ？オイラもう仕事でクタクタ〜」
『…』
セドルさんはドアから離れて近寄ってきたため、距離を置いてたけど
またもや、距離を縮めてきた。
もう本当に目玉捕られるんじゃないかって…
これだけでもないけど嫌です！
隙を見て、私は奇跡的にドアまで辿り着いた。
セドルさんを上手く交わしてドアまで行けた。
ドアノブを手にかけてドアを開けると、
後ろからどす黒いオーラが感じるような…って
呑気にそんなことを考えるんじゃない！
逃げろおおおお！！
「おいお前どこ行くんだよ？」
『どこでもいいじゃないですかああ！！』
ダッシュ、本日二回目の走り込みだー！
これ、捕まったら目玉捕られてbadendになるし、本当に死んじゃうし！
「待てえええええええええ！！！」
『嫌です嫌です！！』
走ってもやはり身体能力か、もともと運動神経がいいのか
もう距離は縮まってきて私のスピードなんてすぐに追いつくみたいだ。
廊下が異常に長くて、ここはどんなに広い家なんだって…。
あ、ここってセドルさんがいるから第６支部の基地なのかな。
え、じゃあ他の人がいて…
部下とかいるんじゃ！？
このことを考えていなかった私は、
ちょっとスピードを油断して緩めてしまった。
どうしよう、と迷っているときにハっと、
ドアがあって
『もうなんでもいいから逃げるのはやめて隠れようっ！』
ドアを開けて静かに勢いよく閉めた。
足音が聞こえる、けどすぐに通り過ぎた。
足音が聞こえなくなって私は一息。
はあ…
セドルさんと追いかけっこなんてしてみたかったけど(実際やったけど)怖いなあ。
『この部屋ってなんだろう？』
適当に入ったので部屋にあるものなんて知らない。
そしてここで私の人生もすぐに変わることなんて
誰も知らないのだ――――…。
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雪７(プロフ) - コメント返し遅れてすみません！トミー可愛くなれたか不安だったのですが、安心安心（ (2013年11月18日 19時) (
レス) id: 33d1705a7e (このIDを非表示/違反報告)
沙也加(プロフ) - トミー可愛いな(￣▽￣) (2013年11月4日 18時) (レス) id: 402e711999 (このIDを非表示/違反報告)
トミー - トミーちゃん可愛いっす(*ﾟ▽ﾟ)ﾉ (2013年11月4日 14時) (レス) id: cd3f515314 (このIDを非表示/違反報告)
トミー - 30話おめでとうございます！ (2013年10月26日 17時) (レス) id: cd3f515314 (このIDを非表示/違反報告)
沙也加(プロフ) - アカンアカン！！トミー様危険！？来るなぁーをエコーで言いたいきぶんたよf^_^;) (2013年10月25日 23時) (レス) id: 402e711999 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪７ | 作成日時：2013年9月11日 17時
