虹色の紋章をもつ少女 3

虹色110 ページ17

ブレイン「この男はジェラールかつて評議員に潜入していた。つまりニルヴァーナの場所を知る者」





ハッピー「ジェラールって…え？え！？」






はるな「な、なんで…」




このジェラールはきっと、私とウェンディが知ってるジェラールじゃない、私が知っている、楽園の塔のジェラール。





ブレイン「エーテルナノを大量に浴びてこのような姿になってしまったのだ




元に戻せるのはうぬらだけだ。かつての仲間、なのだろう？」






ウェンディ「な…なんで…」




ウェンディは、会えたことの驚きと、喜び、色んな感情が混ざっていて、混乱している…



気が付かないのね、私たちに優しくしてくれたあのジェラールじゃないことに。



ハッピー「ジェラールってあのジェラール？」



ウェンディ「ハッピー知ってるの？」




ハッピー「知ってるも何もこいつはエルザを殺そうとしたし評議員を使ってエーテリオンを落としたんだ」




ウェンディ「そうみたいだね…」




ハッピー「生きてたのか…」





ブレイン「この男は亡霊に取り付かれた亡霊…哀れな理想論者しかし、うぬらにとっては仲間だ」




ハッピー「ダメだよ！絶対こんな奴復活させちゃダメだ！！そうだよね！？はるな！！」




はるな「…私はよく分からない。私が反対しても、ウェンディが賛成すればウェンディ一人の力でもきっとジェラールを復活させることはできる」





何かを思って使う魔法はいつも使う魔法の数倍凄いからね。





ウェンディ「反対するって…なんでっ」






ハッピー「そんな…」





ブレイン「早くこの男を復活させぬか」




ハッピー「ジェラールは悪い奴なんだよ！！ニルヴァーナだって奪われちゃうよ！！」





ウェンディ「それでも私、この人に助けられた…大好きだった」





はるな「…少し時間をください」







ブレイン「いいだろう。5分だ」









いや短っ！

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