虹色92 ページ48
ラクサス「んで?いつまでへばりつくつもりだ?はるな」
はるな「ずっとに決まってるじゃん…ラク兄が戻るって言うまでずっとだよぉぉぉ」
ラクサス「っつか、はるな、なんか重くなったな。昔より」
はるな「最近きにしてるのぉぉぉ」(泣)
ラクサスは歩みを止める
はるな「?」
ラクサスは優しく、自らのお腹に巻き付くはるなの腕を解く
ラクサス「じゃあな。」
はるな「ラク兄、行かないでよっ、ラク兄いなくなっちゃったら、私っ!」
ラクサス「よせよ。俺が居なくてもお前はもう大丈夫だ。
泣き虫なのは昔っから変わってねぇが、弱くねぇ、お前は強い。力だけじゃない、心もだ。それに、ソルネがいるだろ?」
はるな「そうだけど…!嫌だ嫌だ!ラク兄と離れるのなんて絶対嫌!!」
ラクサス「はるな…」
はるな「行かないでよっ!じぃじには私がもっかいはなしてみる!」
ラクサス「いいんだ。これで。」
はるな「良くないよ!いいわけない!!ラク兄は仲間なの!家族なの!私の大事な人なの!!いなくなっていいわけない!!」
ラクサス「はるな。またな。」
はるなの涙には弱いはずのラクサスが、はるなの必死の叫びを聞きいていながらも。ラクサスは歩いていった
はるな(またなって、言った。
信じていいんだよね?
"また"会えることを。)
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作者名:toramaru08 | 作成日時:2020年5月22日 23時