虹色60 ページ15
エルザとジェラールがいる元に走っている最中
いきなり地面が…いや、この塔自体が揺れ始めたと同時に強烈な魔力が上から感じた
私はさらにスピードを上げてエルザの元へ向かった
はるな「エル…ザ?」
中に入るとエルザとジェラールはなんとお互い抱き合っていた
え、あ、仲直りした感じ?
なんだ…良かった
安心したのもつかの間
ドーーーーーーン
あれ…なんで私生きてるの?
全てを破壊できるほどの魔力が今確かに直撃したはず
はるな「…」
目の前にいる2人も無事
ちょ、状況読み込めないんですけどぉぉぉおお?!
ジェラール「あははは!!!ついに、ついにこの時が来たのだァァ!!」
エルザ「お前っ…!!」
え、なになに、ますます状況が…
はるな「じ、ジェラール!何をしたの!」
エルザ「はるな!」
ジェラール「早かったな…エーテリオンを投下したのだ」
エーテリオン…
いやいや、嘘だって…じゃあなんで私たち、生きてて…
はるな「!!もしかして…」
ジェラール「やっと気がついたか… くく、これが楽園の塔の真の姿
巨大な魔水晶なのだ。
そして評議員のエーテリオンにより…
27億イデアの魔力を
吸収することに成功した!
ここにRシステムが完成したのだァ!!」
なんてことを…
「可愛かったぞ、エルザ」
後ろから声をして振り向く
エルザ「ジークレイン?!」
この人が…ジークレイン
確かにジェラールと瓜二つ…
エルザ「ふざけるなっ!貴様が何をしたのか分かっているのか!
貴様は仮にもジェラールの兄だぞ!
それなのにジェラールのやることを黙認していた!
それどころか私を監視していた!!」
あ、兄弟だったのか
ジェラール「そうだな…そこは俺の計算ミスだった。あの時はジェラールを必ず見つけ出して
殺すとでも言っておくべきだった。
しかし…せっかく評議員に入れたのに
エルザに会ったのが一番の計算ミスだったな」
ジェラール「とっさの言い訳ほど苦しいものはないよな」
ジェラールとジークレインが2人で話を進めた
エルザが何かに気がついた
エルザ「やはりお前たちは結託していたのだな…」
はるな「結託…?」
まって私バカかも…ナツになっちゃったかも。全然理解できない…
ジークレインはジェラールの隣にたった
ジークレイン「結託?」
ジェラール「少し違うぞエルザ」
65人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:toramaru08 | 作成日時:2020年5月22日 23時