４０話 ページ42
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朝 目が覚めた時に 隣に彼はいなかった。
代わりに よく休んで とメールが来ていた。
論のお母さんに朝ご飯を貰い、何から何まで看病してもらった。
熱は生憎まだ少しある。
気怠さからスマホすら弄れなくてベットの上をゴロゴロと寝転がる。
落ち着く香りに頬が緩む。
早く帰ってこないかな、そういえば明日は休みだなぁ
もうすぐデートだなぁ。
いうて場所はここなんだけど。
「 Aちゃん、具合はどう？ 」
『 あ、ちょっとずつ良くなってます。ありがとうございます 』
きっと忙しいだろうに定期的に様子を見に来てくれる。
彼の優しさはきっとお母さんからなんだろうなぁ。
「 Aちゃんにお客さんよ 」
お母さんの後ろから出てきたのは 可愛い後輩くんだった。
『 莉久くん…？いま学校じゃ、 』
「 先輩が風邪だって聞いて飛んできましたぁ、論せんぱいに家の住所無理やり聞き出して来たんですぅ 」
ズル休みダメじゃんって先輩らしく叱るつもりが心配して来てくれた彼にそんな事は言えずただ頭を撫でてあげることしか出来ない。
コンビニの袋を片手に持ってきてくれていて、中にはゼリーやスポーツドリンクがあり全部私の為らしい。
「 俺とのデートのせいかもって思ったら、いても立っても居られなくてっ…大丈夫ですか？ 」
『 莉久くんのせいじゃないよ〜、そんな気負わなくても… 』
健気な莉久くんが堪らなく可愛くてギュッと抱き締め返した。
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さざんか(プロフ) - 私の予想の斜め上をいきました…笑まさか信号機組とは！！今作品も素敵です…！！ (2020年3月28日 2時) (
レス) id: dfb928314c (このIDを非表示/違反報告)
おお - これ以上よんだら尊すぎて死ぬ (2020年3月27日 21時) (レス) id: 6b04e95e5a (このIDを非表示/違反報告)
ましゅまろ☆(プロフ) - やばぁぁぁぁぁぁぁい！！！るぅとくんが身体弱い設定！ありがとうございます！待ってました！(何様)頑張ってください！ (2020年3月27日 19時) (レス) id: c11488bac6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白兎
| 作成日時：2020年3月27日 19時
