２６話 ページ28
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目を閉じようと毛布の中に潜り込むと
シャっと仕切りが開かれた。
仕業は 瑠衣くんだろう。
「 せんぱい、だいじょーぶ？ 」
『 うん。…瑠衣くん熱あるの？ 』
おデコに冷えピタをしていた。
またぶり返してしまったのだろうか。
「 えへへ、昨日ちょっと夜更かししちゃったんです。そしたら熱出ちゃった 」
瑠衣くんも夜更かしとかするんだなぁ。
んーって目をぱちぱちしていて小動物みたい。
のそのそ と 起き上がってきて私のベットに潜り込んできた。
『 る、瑠衣くん？どうしたの？ 』
「 熱がある時って人肌恋しくなっちゃうんです。…ダメですか？ 」
ぎゅっと制服を握られる。
いつも冷たい手が今日はほんのり暖かい。
相当体温が高いのだろうか。
キツくないかな、大丈夫なのかな。
「 あの、熱移さないから、絶対移さないからぁ、ぎゅってしちゃダメですか？ 」
これだ。
母性本能を擽られるというのはこの事だろう。
熱のせいかいつもより幼い彼は子供みたいで可愛い
思わずよしよし してあげたくなっちゃう。
『 いいよ、おいで 』
「 へへ、落ち着きますぅ〜 」
なんだか変な感じ。
このままギュッと強く抱き締めて守ってあげたくなる感じ
少しだけ、頭の痛みが消えたのはこの子のおかげかもしれない。
やっぱりここは私のオアシスである。
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さざんか(プロフ) - 私の予想の斜め上をいきました…笑まさか信号機組とは！！今作品も素敵です…！！ (2020年3月28日 2時) (
レス) id: dfb928314c (このIDを非表示/違反報告)
おお - これ以上よんだら尊すぎて死ぬ (2020年3月27日 21時) (レス) id: 6b04e95e5a (このIDを非表示/違反報告)
ましゅまろ☆(プロフ) - やばぁぁぁぁぁぁぁい！！！るぅとくんが身体弱い設定！ありがとうございます！待ってました！(何様)頑張ってください！ (2020年3月27日 19時) (レス) id: c11488bac6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白兎
| 作成日時：2020年3月27日 19時
