乙女ゲーム的な恋愛で 【 信号機組 】

１４話 ページ16

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薬を飲めば ぐっすりと眠ってしまってそろそろ教室へ戻ろうとベットから離れる。


「 ありがとな。彼奴、お前に出会ってからせんぱいに会うために頑張るって苦手な薬も頑張って飲んでんだよ 」

おかげで保健室登校だけど学校にも来れてる。

ありがとう。

そう声を掛けられて じーん と来てしまった。
瑠衣くんが元気になってくれるならこれから毎日でも会いに行くしたくさんお話してあげるよ。


それにしてもここ１日でも予定がいっぱいになったなぁ。

今日の放課後デート、週末は論とのデート、来週は瑠衣くんとのデート

まぁ、勝手に私がデートって名付けてるんですけど。
やっぱモテ期到来かなぁ〜なんて浮かれ気味


「 おかえり。…やけに元気じゃん 」


『 いい事沢山あったんだぁ。今日はいい日だなぁ 』


今日の私は情緒が忙しいなぁ。

その殆どが目の前の此奴のせいなんだが。


「 ねぇ、週末雨降るって 」

『 ええ、どうすんの？ 』


週末は大雨だって、ニュースでやっていた気がする。
雨じゃ外は無理そうだなぁ。


「 僕ん家来て。隣だからすぐ来れるでしょ 」


デート + 幼馴染の家 = 何かが起こる

え、これって乙女ゲームでよくある法則じゃないですか？？

論の家自体しばらく行ってないし緊張する。



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