猫女子×犬男子【うらたぬき】 (ページ12)

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じゅっぴきページ12

顔に熱が集まるのがわかる

『え、へ、あ、え、』

う「んふふ、びっくりした？」

笑いながら私の顔を見つめてくる
恥ずかしくて茹でダコになりそう…。

『…びっくりした。』

それに、なんでそれ今言うの
混乱しちゃうじゃん

う「だーかーらー！俺はAのこと好きなだから、頼ってほしいの！好きな子に頼られたいのは当たり前だろ？」

なんでそんなにこっ恥ずかしいことスラスラいえるの。

顔を見られてるのも恥ずかしくて、
目の前にあった枕で顔を隠そうとするとうらたに手を引っ張られる

『…なに』

う「お願い…話してくんね？」

うらたの泣きそうな顔を見ると思わず言わないと決めていた言葉も口から溢れてしまう
私は、この顔に弱いんだ

『…わたしのね、友達が、うらた、目当てだったの』

う「…うん」

『悲しくて、悲しくて、でも、うらたにひどい言葉言いそうな、自分がもっと嫌だったの』

う「、ごめんなA。俺のせいで。また傷つけたよな、」

そうじゃないよ
うらたのせいじゃない
わたしが一緒にいたいの

そう伝えたいのに、溢れてくる涙のせいで声がうまく出ない

う「俺が、なんとかする。Aのこと守るから。だから、また一緒に学校いこ？」

『…う、ん』

う「もう無視すんなよ」

そう言って、抱きしめて来たうらた
結局私はそのまま寝落ちるまで、うらたの胸の中で泣き続けた。

夢を見た
私が真っ白な空間の中一人すら歩いてる夢を

私はどうして、彼と一緒に痛いんだろう
どうして、彼の笑顔をみると心が苦しいの？

そんなことを思い歩いていると、目の前にもうひとりの私が立っている
その私はわかりきったように笑って言った。

『そんなのもわからないの？＿＿＿＿だよ』

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こちらの作品は、うらたぬき様sideも含め一つの作品となります。
この子が終わったら作品終了ではなく、うらたぬき様方視点となります。

最後に、作品殿堂入りしたら喜びます。高評価お願い致します(•ө•)♡