4.朝目覚めたら、猫目の勇者になっていた。

その174　正反対 ページ32

A目線


「ん…ふぁ〜…………」


あれ…
私、起きたのかな…？



ピット「オラオラはよ持ってこい！」



荒いピットの声が聞こえる…


ブラピ「そんな事いったってぇ…」

シャドウ「ボクには無理だよぉ〜！」



んと、か弱いブラピとシャドウの声も聞こえる…



クロ「こらこら、やめなさい。喧嘩はいけないわよ」


ん〜…お姉さんっぽいクロの声も聞こえるぞ…



「うるさいなぁ…」

クロ「あら、起きたの」

「！？」


口調が…



シャドウ「A〜！助けて！」

「えっ！？」

ブラピ「ピットが意地悪してくる〜！」

「はっ！？」



性格が…皆…



ピット「おめぇらが弱虫なんだろうが」


正反対になってるんだけど…



「皆、どうしちゃったの…？」



シャドウが、涙目で私の腕をギュッと掴んだ。


シャドウ「怖いよぅ…………」

かわいい…



ピット「くっつくんじゃねぇ！」

クロ「こら、ピット！」



ブラピ「A…………(涙目」



え……………本当になにこれ…




ーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「っは！！」

シャドウ「っ！？」

「しゃ…シャドウ！」

シャドウ「な、なんだ！？」


アレ…
口調が戻ってる…



ブラピ「あっ、A起きたか！」

ピット「A！ブラピの分のスイカ食べて良いよ！」


「…今のは…………」




まさかの夢オチでした。

その175　屋上で→←その173　罪悪感

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す