4.朝目覚めたら、猫目の勇者になっていた。

その145　大切な人 ページ2

in部屋

「……はぁ……」

さっきのハプニングといい、トゥーンを獲られたといい、クロの様態といい…

災難の連続だな…


「ふぁぁ…ちょっと寝よ……」



今日は疲れたから、ちょっと寝よう……………





『A…………………………たすけて……』

「……………………」

連れ去られてく大切な人に必死に手を伸ばしても、とどかない…

『…A……………………』

「待って…………………行かないで…………」

大切な人は

暗闇のなかに引きずり込まれた…………



『ろ……きろ…！…A！』


「っ！！」


シャドウ「A！大丈夫か！？」

「…え？」

ブラピ「お前、魘されてたぞ…」

「ゆ…夢…だったのか…今の………」

ピット「どうしたの？怖い夢見たの？」

「……いや…何も…」

シャドウ「本当か？何かあったら絶対に言えよ？」

「うん……」


ギュッ

「シャ……ドウ？」

シャドウ「これで少し…不安がなくなれば…///」

ブラピ「あ、ズルいぞシャドウ。不意討ちすぎんだろ」

シャドウ「い、良いだろ別に…///」

急に手をギュッと握ってきたシャドウは、顔を赤くしてそっぽを向いた。

「ありがとう…(ﾆｺｯ」

彼に聞こえないようにそっと呟いた。

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