遠くの街としあわせと‥８中編(ＪＵＭＰｘＪＵＭＰ)街シリーズ(８)

＝薮だけに..・８＝ ページ8

「何、光。だから・・？」


「んー・・。」って俯いてから、パッと顔を上げ

「だ〜か〜ら〜・・その〜
　正直なコト言うと..だね、宏太。」


「お、おお。」


「そ。。そりゃ〜オレだって、
　逢いたいと思ってるワケだよ。」


「え？！＿＿だ、誰に？？光、誰に？」


「むっ。。誰って、決まってんだろっ。
　宏太だろ、今＿その話してんじゃんかっ。」


「わぁぁ〜〜。。そっか、わー・・。
　マジかー。光が、俺に逢いたいってっ。
　逢いたいって想ってくれてるッッ!!
　わぁぁ〜〜〜♪わぁぁ〜〜〜♪」

嬉しさに我慢出来ず、ソファの上で

ぽよん。ぽよん。跳ねると

ガシッっと光に抑えられ

「い〜からっ。もーいいから、落ち着けよ。
　いちいち喜び過ぎて、話が進まんっ。」



「あー・・ごめん。マジごめん。
　んーっと、光..それで・・？」


「ああ。まぁ〜だからさ、
　 宏太のガッコ―は、進学校だろ？
その点、オレのガッコ―は..
自分で言うのも悲しいが..
　 おバカでも入れる高校だ。んでさー」


「あ、ああ。」


「んっで。宏太は試験とか塾？
　 何、予備校つーの？？
　 それとか...まぁ色々あってさ、
　 大変だろ..宏太はっ。」


「まぁ、、そりゃ〜色々あんけどさ・・。」


「だろ？！だから〜＿＿オレは、オレは・・
　いつ電話したり、メールしていいのか
　分かんないん＿＿」


「そんなの＿＿光だったら、いいんだよ。
　いつしたって、いいに決まって＿＿」


「い〜〜〜やっ。
　そんな事ないだろ。いいわけないって。
　今..ベンキョー中かなとかさ、
　邪魔しちゃうよな、とか＿＿
　オレ、考えてさ。だから..
　オレは連絡、出来なかった..」


「光＿＿」


「お、オレだってなっっ。。」


「な、何、光。」



光はまた俯き、パッと顔を上げ照れくさそうに

「お。。オレだって、寂しかったんだっ。」


「＿＿＿え、え？」


「だからっ、寂しかったって言ってんのっ！
　オレだって、逢いたかったし..そ、それに
　話しだって、したかったってっ。」



＿＿＿＿ひ、ひか。。光が・・眩しい程の、

可愛いツンデレをぉぉぉ〜〜〜っっ！！！


俺、σ(ﾟ∀ﾟ )俺、嬉しさの余り、パニックだっ。

脳内パニックの為、俺＿＿＿叫びますっ。



「あわわわゎゎゎゎわゎゎ〜〜〜〜〜。。。」




真ん丸ビックリまなこの光が

「お、おい。。どうした宏太？？
　何だよ、その..あわわわわ〜って？？
　故障？？故障でもしたのか？！」

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