遠くの街としあわせと‥８中編(ＪＵＭＰｘＪＵＭＰ)街シリーズ(８)

＝薮だけに..・７＝ ページ7

「＿＿ばっか宏太めっ！」



前屈みでウロウロしていた俺は、パッと顔を上げた。

「ひ＿＿ひか..る？」


光が玄関先で、肩でデカいため息をつき

「ほら、入れよ＿＿」


「＿＿え？」


「だ〜か〜ら、入れって。
　そんな薄着で来やがって＿＿
　ったく。ほら、宏太っ。」



「あ。。あぁ、う、うん。光＿＿＿」





＿＿＿＿＿＿＿＿＿


リビングのソファで、光の隣に座り

ちょ〜〜近い距離で、マジの土下座。m(__)m

額をソファに擦り付け、謝るっ。


「ごめんっっ光ッッ!!!
　俺＿＿俺だけが、ちょ〜辛ぇみてぇな
　言い方して、マジ本当に悪かったっ。
　ホントにごめんっ。許してくれっ。!!」


「こ、宏太＿＿ちょ・・・」


「俺、俺＿＿直す。直すからッ!マジで
　駄目なトコ直すからさ、だから＿＿＿
　お願いだから、嫌わないでくれっ！
　お願いだからぁぁぁぁあぁぁ!!!」


「ちょ＿＿ちょ、ちょっと、宏太
　おち、落ち着けって＿＿ちょっと。。」


「ひ〜〜か〜〜るぅぅ〜〜〜。。」


「わかったし、いいから顔上げろって＿＿
　って、ゆ〜か..フザケてんべ、宏太。」


「フザ＿＿フザケてねぇってっ！
　マジ、本気だって!」

バッと顔を上げ、訴えると

光はゲラゲラ笑いながら

「いやいや〜〜フツーさ、土下座すん時
　床ですんもんだろ？こんな柔らけぇ〜
　ソファの上で、しかもオレの横座って..
　びたーっとくっ付いてさ、何してんだ〜
　って、感じだな。マジで＿＿ふふふ・・
　宏太ってホント、面白ぇーな。」


「え＿＿え？お、面白‥い？
　え、今＿面白いって言った？な、光。」


「ああ、言った。
　宏太は、面白いなって。」


「わ〜〜、マジかー・・。」


「ん？＿＿どうした宏太？」


「わぁ〜〜マジ、うれしー。
　やった〜♪」


「やった〜ぁ？？」


「やった〜〜♪あ〜嬉しいなぁ〜。
　あーどうしよう、ジャンプしてぇー
　光が俺の事、面白いってッ!!
　面白いって、褒めてくれた〜〜♪」


「いやいやいや、いやいやいや＿＿
　ちげぇーよ？ホメたわけじゃなくて・・」


「わ〜〜い、わぁぁ〜〜〜ぃぃ♪
　やった、やった〜〜♪うっれしぃ〜♪」



「お〜〜い、おいっ！！
　人の話を聞けって、このバカ宏太ッ!!」


「あっ。。＿＿す、すまんっ。
　…え〜っと、、あれ？..何だっけ？」


「＿＿何だっけじゃなくね?!
　‥ったく、宏太めっ。」


「ご、ごめん。光＿＿」


「はぁぁー・・。
　だからさ、宏太。」


「何、光。」


　

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