Love Story &yuta (ページ32)

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乾杯ページ32

裕「店長さん、なんて？」

「お大事に…って…」

「あと、私と裕君が幼なじみって聞いてびっくり
してた…、また来てもらうよう言ってね、って笑」

裕「言われなくても、また行くよ…笑
結局今日、新しいの買えなかったしね」

裕「行っていい？」

「ふふ、勿論だよ」

裕「Aちゃんのお勧め、教えてね」

「うん…今はね、えと…」

大きな目を楽しそうに、くるくる回すAちゃん

笑

裕「まずは、乾杯しない？」

「あ…」

裕「笑、話はそれからゆっくり聞かせて」

「うん、笑」

裕「じゃあ…」

「…乾杯」

裕「再会に…」

.

.

「…？」

裕「どした？」

「これ…」

口をつけたグラスをしげしげと見つめるAちゃん

裕「ん？」

まさか…バレた？
いや…そんなはずない

裕「どうかした？」

どうか、バレませんように…

「凄く美味しい！」

…ほ、ッ

「凄く美味しいよ、本当にノンアル？」

裕「うん、勿論…俺もノンアル♪」

大袈裟にグラスを傾けた

「そうなんだね」

「凄く……美味し…」

「…一気に…飲めちゃう……」

「……か、…も…」