風邪。&F ページ37
太「大丈夫?」
太「色々、買って来たよ…
ゼリーとか、飲み物とか…」
「ありがと…」
太「氷枕、変えようか…」
「ん…」
太「それと…」
太「汗…凄いでしょ?着替える?」
「あ、…でも…」
太「パジャマとか持って来るね…」
ん、と
もしかして…
ここで?
太輔の…前で?
着替えるって…事?
太「はい…」
…嘘、でしょ…
勝手知ったるこの部屋から
あっという間に
下….着、パジャマ、そして濡…れたタオル…
下着…も…
ここで着替える…の?
太「ほら…脱…いで…」
有無を言わさず伸びた手に、
スルスル脱…がされていく私…
太「凄い…汗…」
ちょっと…待って
全部…とらないで…
太「ほら、これも…」
太「俺が、拭いてやるから…」
「太輔…」
太「んー?」
「自分で…出来る…」
「自分でやるよ…」
太「?」
太「なんでよ…いいじゃん、今更でしょ?」
太輔
そりゃ….
身体を重ねる時は、こうだけど
今は…違うでしょ?
恥ずかしいよ…
太「ほら、拭こうね…」
太「汗…凄いよ…」
最初に、太輔の手が伸びたのは
首筋…
そして
鎖骨を通って…
隆起に向かう
太「辛いね…」
太「熱….高いから…」
「ん…」
太輔が、身体拭いてくれるから
余計に、火照っちゃうけど
太「ほら…次は…ここ…」
指先を拭いた後は
腕を上げられて…
「や…」
太「なんでよ…ほら、」
頭の上で
拘…束された両手
太「綺麗にしなきゃ…」
太「ね…」
丁寧に、丁寧に
拭き上げられて…
もう
恥ずかしくて仕方ない…
太「なんか、や…らしいね…」
太「こういうの…」
だから
言ったのに
や、だ…って
太「でも…」
太「いいかも…」
「太輔…」
私…病気なんだよ
そんな事、言わないで!
太「ごめん…ごめん…」
太「俺、って最低だな…」
太「今、こんな時でも
Aを抱きたいとか思ってる…」
太「本当…最低…」
太「ごめん…」
「太輔…」
「怒ってないから…怒ってないから…
続き…して…」
「汗を拭いて…」
「太輔の…指先で…」
終
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作者名:トウコ | 作成日時:2018年1月1日 18時