brother 僕らの愛しい妹 その後。8 ページ34
彼じゃ…足りなかった
全然足りなかった
ノーマルじゃ…足りない
たしかに
とっても大事に愛してくれたけど
大事に…大事に…
優しく愛してくれたけど
足りなかった…
太「どんな風に愛して貰ったの?」
太「あのボーイフレンドに…」
…?
太「どこを愛された?」
太「俺たちに教えてよ…」
太「A?」
太兄、本気で言ってるの?
太「ねぇ?」
差し込まれた指先が
ソコをゆっくりグラインドする
戒…める…ように…
太「どこ?」
裕「ここに…キスされたの?」
今まで
優しいキスを落とし続けていた裕太が
唇を離し、そこに指先を這わす
最初は、下唇から
ゆっくり…ゆっくりなぞっていく
裕「これは、他の男を知ってるんだ…」
人差し指で押さえつけられた
上唇…
裕「悪い…唇…」
裕「もう、キスあげるのやめようかな…」
…?
「裕太?」
裕「だって…A悪い子だもん…
他の男とキスしたんでしょ?」
裕「きっとさっきみたいに
もっと…もっと、っておねだりしたんでしょ?」
「……」
裕「そうでしょ?」
「………」
裕「悪い子だー」
宏「え、じゃあここも?」
ジリ…
力のこもった歯列
宏「まさか、噛んで貰ったの?」
ちが
違う…
それは、してない
「してないッ…」
そんなこと
お願い出来る訳ない…
噛んで…なんて
宏「お願いしなかったの?」
「んッ…」
宏「そか…じゃ…良い子じゃん…」
宏「ここは、俺たちだけのものだね…」
「ん…」
お兄ちゃん達だけのもの
太「でも、ここに…」
太「入れたんだろ?他の男…」
ぎゅーって
差し込まれた指先が
ナカに触れる
太「他の男のが…入ったんだろ?」
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作者名:トウコ | 作成日時:2018年1月1日 18時