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生徒な彼女 5 ページ5

『見てる?』




「ん…」






『見ててね…』






「ん…」





『ね?』






「……ん…」







長い睫毛が、ゆっくり閉じられて
黒いふわふわの髪が
太ももの内側に触れる






サワサワ



サワサワ






下から上へ…

時々…

一点にきゅッと貼り付いて



また

離れては

その一点の周りに唇を這わす





ゆっくり

はむッて

挟むようにしたかと思うと



性急に

中心部にキスを繰り返す





その一部始終を
理科準備室の机の上に座らされた私は
上から見つめてるの




気持ち良すぎて
思わず…目を閉じそうになるけど
そうすると
すぐに先生に見つかって叱られちゃうの






見てろ、って…



俺を見てろ…

Aを愛してる俺を見てろ…

……って








先生は…

何でも、知ってる…
何でも、お見通し…




そうさせる事が…私を熱くする、って
知ってるの




だって…



"先生"だもん…






"先生"は、何でも知ってるんだよね?






あ…


ん…


ほらッ…





や…



んッ…





私の…好きなトコも…

知ってる…








『気持ち良くなってきた?』



"良くなって"?


"良くなって"…じゃ…ないよ…




もう、ずっと前から、いいのに…






それ、聞くって事は…





『ふふ…』




『やっと…濡…れてきた…』






先生は、絶対に自分からは
ソコに湿り気を与えない

キスを落としても…絶対に…





それは
この瞬間が…好きだから…





『黒…って…いい…』






『ねぇ…いいよ…』






わかりやすい…から?


濡…れたの…わかりやすい?






『嬉し…』





『超嬉しい…』







先生が、喜んでるの
私も…嬉しいよ…




これ…選んで良かったな…





悩んだけど…






黒…なんて
誘ってるみたいで悩んだけど






良かった…





『もっと…シたげるね…』






『もっと…色が変わるまで…』





先生の囁き声って

凄く…セクシー…
セクシーで…や…らしい…





授業教えてる時と、別人だよ…







「あ………んッ…」





先生の唇と指先に愛されて
私から
溢れ始めた蜜が…その薄い布に
少しずつ…
でも…確実に轍を作ってく…







『可愛いな…Aは…』






『ほんとに、可愛い…』







『もっと…鳴かしたくなっちゃうな…』






『もっと…』






『もっと…』






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設定タグ:キスマイ , 玉森、北山 , 藤ヶ谷   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:トウコ | 作成日時:2018年1月1日 18時

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