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太輔side
「…ん、？」
「…ん、ぁ…？」
「…？」
「太…輔…？」
太「あ…」
ベットに横たわるAを跨いで両手をつき
その身体に覆い被さる俺
その行動とは裏腹に、行為を見つかって
叱られた子どもみたいにドギマギ
太「ごめ…」
思わず、しゅんとなる…
でも、Aはすぐにふわっと笑った
？
「…太輔…よく眠れたの？顔色が良くなってる…」
ベットの上から見上げるAは、
俺のした身勝手な行動より、俺の身体を心配してくれるんだ
太「んっ…」
太「すげー久しぶりだった…あんなに寝たの…」
「…そっか、良かった…」
「…でも…」
ぽわっ、と赤らんだ頬
「ダメだよ」
太「…ごめん、
いや、ほら昨日、雨に濡…れたままだったし」
「…着替えさせようとしたの？」
太「ん…」
「…あれ、に？」
ちらっと顔を向けた先には、ブルーのベビードール
太「あ、いや、その…」
太「違、っ…」
「…笑…」
「太輔…たら…笑…」
太「A…笑った…」
「……太輔…」
.
.
.
太「居なくなったかと思って…」
太「さっき…」
太「ごめん…」
.
.
.
「コンビニ行っただけだよ、ほら冷蔵庫…
何にもなかったから…」
太「…ん、」
太「でも…」
「…そだよね…何も言わずに…ごめんね」
太「いや…俺が…」
「…ううん、私が…」
！
くしゅん！！
くしゅん！
続けて二回くしゃみをしたA
太「やば、寒い？こんな格好だったから…」
太「服着よ、ね？」
太「服！」
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作者名：トウコ
| 作成日時：2019年7月5日 4時
