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Aside
「……」
太「出来ないくせに…」
太「嘘つき、またすぐに俺を裏切るんだろ?」
太「俺がこの部屋を出たら、他の男の所に行くんだ
そして…また、抱かれて…!!」
太「…ッ、」
綺麗な顔が、怒りと悲しみで歪んでいく
太「耐えられない…」
太「そんなのもう、耐えられない…」
太「やっぱり!!」
右足を室外機に乗せ、その上に立ち上がった太輔
「太輔!太輔やめて!!」
一歩でも近づいたら、彼は飛び降りてしまう
太「怖くない…」
太「ここから飛び降りるのなんて、全然怖くない…」
太「Aを失うことに比べたら…」
「太輔やめて…!」
「お願いだからッ!!」
.
.
.
太「じゃあ、Aが飛び降りる?」
.
.
.
このまま…この部屋で
ただ、太輔を待って暮らす…そうなのなら
「わかった…」
太「え?」
「いいよ、」
怯んだ太輔から、ペティナイフを奪い、
その刃先を首に押し当てた
「私が、死…ねばいい?」
「貴方の目の前で…」
「そうすれば…」
「太輔は信じてくれるの?」
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作者名:トウコ | 作成日時:2019年7月5日 4時