15話 修行1日目 角都&飛段 3 ページ18
in裏山
角都side
雷遁・偽暗を隣の木にぶつけてAの次の出方を見たが、いつまでも出てこないので確認すると倒れた木に頭をぶつけて気絶していた。近くにクナイが数本落ちていたから使い方が分からなかったんだろう。
地怨虞を体に戻してAを肩に担ぎ上げ、アジトに帰る道を進む。引きずらないだけありがたく思え。
まさかリーチーが長い飛段の攻撃を避けるまでになるとは思っていなかった。元々観察力に優れていて、馬鹿の一つ覚えのように鎌を振り回す飛段の動きを記憶していったんだろう。……まるで写輪眼のようだ。
ダダダダッ
!
飛段「角都ぅーー!お前俺をおいてきやがったな!何で声かけてくんなかったんだよーおい!」
角都「Aを拾った場所の方がアジトに近かったからそのまま帰ったまでだ。…どうせお前は昼寝でもしてたんだろう。 」
飛段「おまっ何でわかんだよ!くぅー、見透かされてるみたいで気に食わねーな!……Aちゃん俺の後に連続してやってたから疲れてたろ?ちょっとくれぇ休憩させたら良かったのによォ」
角都「……その事で気になることがある。早く帰るぞ」
飛段「へいへい」
───────
inアジト
ガチャ
飛段「帰ったぞ〜」
角都「今帰った」
鬼鮫「おや?予定より少し早めに帰られたんですねぇ。原因は肩に乗っかっているAさんですか?」
ああ、と言いながらAを近くのソファに寝かせる。
食事に使う長机の椅子に座る。
角都「リーダーはいるか?こいつのことで発見したことがある」
イタチ「リーダーは雨隠れにいるぞ、此処には俺と鬼鮫だけだ。発見した事というのはなんだ?」
角都「……飛段につけられた傷が、数十秒後には完治していた。その後俺が相手をしたんだが、まるで飛段との疲れを感じさせない動きをしていた。疲れるのは動いた直後の一瞬だけのようだ。あれはアイツの忍術なのか?」
疲れに関してはともかく、治癒能力が高いなどの話ではないほどに傷の治りが早かった。
イタチ「……Aの忍術が使えないという話は本当だ。傷に関してはAが起きてから聞いてみるとして、元々のセンスがずば抜けているんだろう。……たけのこの里という里は聞いたことがないが、どこかの一族かも知れない。」
↑※2話参照
作者
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tonutane(プロフ) - ありがとうございます!コレからも投稿しますのでトビ見て行ってください! (2022年4月14日 19時) (レス) id: 4d352568ee (このIDを非表示/違反報告)
僕はトビ台詞大好きマン - はじめまして!私も作者さん同様最近NARUTOを読んでハマった者です!← トビがもう可愛くてしょうがないです!!!(トビ推し) (2022年4月14日 16時) (レス) id: 228f572867 (このIDを非表示/違反報告)
tonutane(プロフ) - この小説サイトを始めてから初コメントとても嬉しいです! (2022年4月5日 23時) (レス) id: 4d352568ee (このIDを非表示/違反報告)
米粉パン(プロフ) - とても面白いです!!更新の通知が来る度テンションが上がっています(*´˘`*)w無理しない程度に頑張ってください! (2022年4月5日 22時) (レス) id: 9044ab0907 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:tonutane | 作成日時:2022年4月5日 0時