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『33話。やらかした…』 ページ44

古都華side

ま「こ、古都華ちゃん…」

まふくんも驚いているみたいだった

私が突然言ってしまったのだから

ま「知ってたの…?」

どうしよう…そう聞かれて頷いても、印象は悪くなるし、否定してもそれは嘘だ

やらかした…

このまま立ち去ることもできるが、それはその場しのぎになるだけで、どうせマンションで会うだろう

どうしよう…

そう思っているとまふくんが

ま「ちょっと良い?」

と言って、私の腕を掴んでマンションに向かっていった

え?え?ヤバい!推しに手を掴まれてる!

今の状況でこんなことを考えてしまうのはかなりまずいと思いつつも、これからどう説明しようかなと頭をフル回転させて考えた



マンションのエントランスにつくと、そこにあるソファーに座った

まふくんが買ってきてくれた飲み物を受け取りながら「お金は…」と言うと、全力で
断られた←全力とは

まふくんも座り、一時の沈黙が流れる…

先に口を開いたのはまふくんだった

ま「…まふまふです」

たったそれだけ、その一言になにか強い意思があった

そこで私も、ちゃんと伝えようと決めた

『…知ってました…すみません…』

ま「…いつから知ってたの?」

『引っ越しの挨拶に行った時、そうかなって思ってました。で、この間そらるさんとか天月くんらしい人とすれ違ったり話したりして、本物だなって…』

ま「そっか」

『はい…』

言った…やっと言えた

なんだか今までよりも、心がスッキリしてる

肩の力も抜けた感じ

ま「あの…さ、お願いがあるんだけど」

『なんですか?』

ま「僕のこと、住所とか名前とか…秘密にしてくれる?」

あぁ、そっか

きっとまふくん、今まで怖かっただろうな…私が前から知ってたって聞いて

大丈夫、言う人いないから←問題が違う

『大丈夫です。誰にも言いません。絶対に守ります。約束します』

キッパリそう言い切ると、まふくんは

ま「ありがとう」

と、今までに見た事のないくらい柔らかい笑顔を見せてくれた

きっと、少しだけ心を開いてくれたんだろうな…

なんだか嬉しくなったのと、決意を込めて、私も微笑んだ

ま「34話。これで一安心!」→←ま「32話。やっぱり…」



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願叶 - 神音(かぐね)さん» ありがとうございます!私もまふまふさん大好きです。これからも宜しくお願いします! (2020年4月14日 0時) (レス) id: c974847c94 (このIDを非表示/違反報告)
神音(かぐね) - 面白いです!私も歌い手好きなのでありがたいです!あっ!ちなみに私まふまふさん推しです!歌い手好き、特にまふまふさん推しの人達と繋がりたいです!更新頑張ってください! (2020年4月6日 17時) (レス) id: 13de676a81 (このIDを非表示/違反報告)
願叶 - 由羅さん» わ!ありがとうございます!神作だなんて…! ありがとうございます。頑張ります (2020年3月10日 23時) (レス) id: c974847c94 (このIDを非表示/違反報告)
由羅(プロフ) - 神作ですね!まふまふさん、活動を再開してくれるといいんですけど、、、更新も楽しみにしていますね!頑張ってください! (2020年3月3日 10時) (レス) id: a829207c12 (このIDを非表示/違反報告)
願叶(プロフ) - さくさん» わわっ!更新出来てないのにコメントが...!嬉しいです!今更新している作品が終わったら戻ってきます!それまで待てって頂けますか? (2019年7月25日 7時) (レス) id: a59083d6d5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:願叶 | 作成日時:2018年12月15日 1時

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