お兄ちゃんに溺愛されちゃうお話【竈門炭治郎】

執着度 廿陸 ページ27

炭治郎の部屋まで来たAだが、立ち止まって考え始めた。



『(まって？これって迷惑じゃない？お兄ちゃん、疲れてただろうし...戻ろうかなぁ)』



そう思い、自分の部屋に戻ろうとしたとき、不意に鼻をすする音がした。





.





「この匂いは、A？」



『えっ、ごめん...起こしちゃっ、た？』



「いや、今寝ようとしていたから、大丈夫だ！それより、どうしたんだ？」




.




『...いや、なんでもないよ！お兄ちゃんも疲れてるだろうし！おやすみ！』




「嘘をついている匂いがするぞ？悩み事があったら相談してって言ったのはAだろ？

それとも、俺が頼りなかっただけか？そうだったら、」



『そ、そうじゃないから！ただ、寂しくてさ、あのね？わがまま、言ってもいい？』



「Aの役に立てるならなんでも言ってくれ！俺は長男だからな！」







.








『い、いっしょに寝てくれない？』


「え？」



炭治郎がそういうと、Aは頬を赤く染め、炭治郎も恥ずかしさで、

面から火が出ているんじゃないかと思うほどに赤面していた。

執着度 廿漆→←執着度 廿伍

ラッキーアイテム

禰豆子の前髪止め

ラッキーカラー

あずきいろ

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

悪鬼滅殺！ラッキー鬼殺隊士〜！

竈門 炭治郎

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す