俺の隣のすとーかーちゃん番外編 (ページ7)

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それから翔ちゃんとは、無言で。
お互いの玄関前。
今日は、このまま終わるのかな？

「じゃ、な」

「うん」

それだけ、なの？
翔ちゃん、俺寂しいよ。
鍵を開けて、中に入ろうとした時だった。
突然の、風。
気づいたら、玄関にいて。
翔ちゃんが目の前にいて。
俺の頭を引き寄せられて。
キスされてた。

「ん、しょ、ちゃ」

言葉を遮るように、激しくなるキス。
しばらくして、翔ちゃんは俺から離れて。

「あの子たちを好きになるなよ？」

翔ちゃん、嫉妬してくれたの？

「うん。翔ちゃん、だけだよ」

俺は嬉しくなって、翔ちゃんを抱きしめる。
翔ちゃんの腕が俺の背中に回された。
俺の手は、翔ちゃんの背中を撫で回す。
翔ちゃんも、なのかな？
翔ちゃんも俺の背中を撫で始めて。
翔ちゃんが、俺のシャツをたくし上げる。

「雅紀」

翔ちゃんは俺からちょっと離れた。

「ここ持って」

俺は翔ちゃんが指示した位置、胸の上でシャツを持つ。
肌が外気に晒されて、ちょっと寒い。
翔ちゃんが俺のズボンをすこし下げる。
下着が見える。