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Sk「、、、大丈夫?」

いつのまにか、サクマがあの青年の前でしゃがみ、彼のことを心配していた。

「ジャマスティエスが、俺たちのことをたすけた?」
「どうなってるんだ?」

ざわざわと群がっていた村人たちが話し出す。

?「、、、ッ。」

サクマに支えられながら、怪我している彼は立ち上がる。そして口を開いた。

?「みんな、俺らのことこの人たちは助けてくれたんや。大丈夫や。証拠に俺、生きてるやん。な!」

かよわい声で村人を安心させるかのように彼は微笑みながら伝える。
村人たちも、納得したのかぞろぞろと自分の家へと戻っていった。

Iw「ショウタ。彼って昨日の、だよな?」
Nb「え、あ。」

彼の顔をしっかり見ていなくてわからなかったが、彼は昨日の川沿いにいた青年だった。
腰に携えている短刀がそれを物語っている。

いつのまにかあたりは俺らと青年だけになっていた。
彼はサクマから離れ、自分1人で立ち俺たちの前に来た。

?「あの、、、おおきに。めっちゃ助かりました。」

彼は俺たちに一礼する。
昨日とはまるっきり違う態度に俺は困惑した。

Nb「なっ!?」
?「な、なんすか?変ですかぁ!?」
Iw「いやいや、昨日と全然ちがったからショウタびっくりしたんだよ。ごめんね!」
Nb「いや、ちょっと!なんか馬鹿みたいじゃん!」
Ab「2人とも知り合いなの?」
Iw「昨日、会ったの。ふられちゃったけどね!」
?「、、、ごめんなさい。」

シュンッと彼は肩を下ろす。
すごい怒られて拗ねた子供のような表情に再び俺は笑ってしまった。

Fk「おいおい、ショウター。おちつけって。」
Nb「いやーだってさぁ、ごめんごめん!」
Ab「いや、ほんとごめんね!悪い人じゃないから!」
?「それはわかる!俺のために戦ってくれたから、、、。」

彼は頬を赤くする。
みんな、その光景に安心をした。

?「あ!まだ名乗ってへんかった、、、!俺、コージっていいます。ここやなくて、カスピソール国出身です!」
Fk「あぁ!やっぱりそーじゃん!!訛りがそんな気がした!あ、俺フッカって呼ばれてる!」
Ab「フッカ、それ昨日の身内ネタだからね?あ、俺アベ。」

みんな次々に自分の紹介をしていく。
向こうもだんだんと緊張がほぐれてきたようだ。

Kj「立ち話もあれやから、うち、きてください!」

コージはさぁ!と案内をする。
俺たちはお言葉に甘えることにした。

Nb「、、、リョウタ?」
Dt「ん?、、、あ、行く。」

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オレンジ - 話の続きが気になる (2021年11月22日 20時) (レス) @page41 id: e2bcb6c633 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Afure | 作成日時:2020年11月7日 18時

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