またね

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ｐｒｒｒｒｒｒｒｒ...

彩母「アーヤ？小塚くんから電話よ。」

彩「はーい。今行く。変わりました。」

小「アーヤ？今日休み時間カフェテリアに集合だって。」

彩「分かった。忙しいのにありがとう！」

彩母「もうお友達には言ったの？」

彩「まだだよ。でも、今日言うつもり。」

彩母「そう...あと一週間しかないんだから、早く言っちゃいなさいね。」

そう、私は来週からアメリカに留学するの。だからみんなにお別れをしないといけない。kzを辞めるのはすごく辛くて悲しいけど、泣かないように頑張ろう。

ーカフェテリアにてー

若「遅いぞ！アーヤ！遅刻だ！」

彩「ごめんね。遅れちゃって。」

上「うるさいぞ、若武。迷惑だ。」

若「なにぃぃぃぃ！お前の方が迷惑だ！」

黒「こらこら2人とも、姫が困っているだろう。そこらへんにしとけ。それにしても上杉が人を庇うなんてな。珍しい。」

上「うっせえ！本当のことを言ったまでだ。」

そう言う上杉君の頬は微かに赤くなっていた。

彩「ありがとう。上杉君。」

上「別に。なんてことない。」

口ではこう言うけど、やっぱり優しいな〜

小塚「それで、若武、集合した理由はなんだったの？」

若「それは.........特にない！」

全-若「はあぁぁぁぁぁ⁉」

上「意味わかんねえ。俺は戻るからな！」

若「いいだろ別に！理由なんてなくても！」

上「良くねえ。じゃあな。」

あっ...上杉君が行っちゃう！止めてあの事を伝えないと！

彩「まっまって！上杉君！私、みんなに言わなきゃいけないことがあるの。だからもう少しだけ待っててくれない？」

上「...分かったよ。」

美「それで、言わなきゃいけないことって何？」

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