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第九話 「悟られた」伊月side ページ10

顔の熱が冷めないまま、バスケ部のブースに行った。




伊「入部希望者、一人連れてきたよー。」




リ「ホント!?あ、藍沢Aちゃんね!」



A「はい!」



日「良かったな、カントク。」



A「え、監督?」



リ「うん。私はマネージャーじゃないの。細かいことは明日の部活で話すから、明日の放課後体育館に来てね。」




A「はい!あ、伊月先輩っ」



伊「…………えっ!?」




いきなり呼ばれたからびっくりした。



また顔赤くなってんだろうな俺。







藍沢はお辞儀をしながら言った。



A「さっきは助けてくれて、ありがとうございました。明日からよろしくお願いします!」



あの出来事を気にした様子もなく、


笑顔で挨拶をして走って帰っていった。




.




.




俺の思考は完全に停止した。






伊(あの笑顔はダメだろ…)




藍沢は気にもしてないんだろうな。


こんなにドキドキしてんの、俺だけ?







だとしたら、ほんとにヤバイ…っ




俺、多分…







日「………き。………………伊月!」




伊「…………うぇ!? 何!?」





日「ったく、さっきから大丈夫か?お前。」



伊「なっ何が?」



リ「助けてくれてって言ってたわよね?何かあったの?」



日「冷静なお前があそこまで動揺してたんだ、絶対何かあったんだろ!?」




…………何で分かんだ。



リ「ちょっといい感じのハプニングでもあったの?笑」




天才か? こいつら。




この二人には隠しきれそうにないので、全部話した。









日「そんでお前は、」



リ「Aちゃんのことが好きになっちゃったと。」









俺の心の中を余すところなく悟られた。

第十話 「相談したい!」貴方side→←第八話 「ヤバイかも」伊月side



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設定タグ:伊月俊 , 黒子のバスケ , 誠凛   
作品ジャンル:恋愛
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引きこもり界の大妖狐(自己中)@銀楼松(プロフ) - いえいえ!言われなくても焼きチョコ様と書かれたうちわ持って応援しますよ!ほんとに柿チョコさんイイですよねー!ありがとうなんて私の方がですよー!ありがとうございます (2016年5月21日 17時) (レス) id: 9040d70b09 (このIDを非表示/違反報告)
焼きチョコ(プロフ) - 引きこもり界の大妖狐(自己中)@銀楼松さん» うわあぁぁぁぁぁぁありがとうございます!!!!(///▽///)(///▽///)めちゃくちゃ嬉しいですあぁぁ作者やっててよかった←笑 柿チョコさんいいですよね〜(〃艸〃)これからも応援して下さると嬉しいですありがとうございます!! (2016年5月21日 17時) (レス) id: bf111cc88e (このIDを非表示/違反報告)
引きこもり界の大妖狐(自己中)@銀楼松(プロフ) - 元から焼きチョコさんがだいすきで…大先輩なんですよ!嬉し泣きが…私も柿チョコさん愛してます (2016年5月21日 8時) (レス) id: 9040d70b09 (このIDを非表示/違反報告)
焼きチョコ(プロフ) - 引きこもり界の大妖狐(自己中)@銀楼松さん» ありがとうございます!! (2016年5月19日 22時) (レス) id: bf111cc88e (このIDを非表示/違反報告)
引きこもり界の大妖狐(自己中)@銀楼松(プロフ) - とても面白い作品ですな!これからもがんばってくださいね! (2016年5月19日 20時) (レス) id: 9040d70b09 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:焼きチョコ | 作成日時:2014年5月31日 17時

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