第二十五話 「間接キス」伊月side ページ26
藍沢と手をつないで、人ごみの中を歩いていく。
はぐれたら困るだろって、言い訳をとっさに思いついたけど、
ホントは、好きだからつなぎたかっただけ。
A「先輩、わたあめ買って来てもいいですか？実は大好物でして…」
わたあめ……笑
可愛いな！！！
伊「うん。俺も行くよ。」
A「ぶどうのください！」
店員「はいどうぞ。400円ね。」
伊「はい。」
A「えっ、先輩いいですよ！自分で払います！」
伊「いいって。年上には甘えとけ。」
A「ありがとうございます…」
お金を払って手ぶらになると、藍沢とまた手をつなぐ。
A「いただきまーす。」
伊「どうぞ。」
A「ん！甘くておいしーです！ふわふわ〜…」
無邪気に笑顔をこぼす藍沢は、異様に可愛かった。
わたあめを食べる藍沢を見ていると、俺の方に差し出してきた。
A「食べます?美味しいですよ。」
伊「え、あ、大丈夫だよ?」
A「いいですって。先輩がお金払ってくれたんですしっ!」
そう言うと、わたあめを俺の口に押し付けた。
伊「んむっ!」
好きな人にこんなことされて、平静保てるやついる？
いないよな。俺も保ててない。
口をつけてしまったものは食べるしかないから
わたあめを一口かじった。
伊「うん。美味しい。」
俺が『美味しい』と言ったことが嬉しかったのか、
満足気な、満面の笑みを浮かべた。
その笑顔をこの至近距離で見ると、マジで頭クラクラする。
伊(耐えろ俺！ノックアウト寸前だぞ！！)
A「ごちそうさまでした!ペロッといけちゃいました！」
伊(あれ。ちょっと待て。全部食べたってことは、俺が食べたとこ、間接キスになるのかな！？)
理解できた途端つないでいる左手が震えた。
伊(ヤバイ。無理だ。これは耐えらんない…)
第二十六話 「このままじゃ」伊月side→←第二十四話 「いいの!?」貴方side
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引きこもり界の大妖狐(自己中)@銀楼松(プロフ) - いえいえ！言われなくても焼きチョコ様と書かれたうちわ持って応援しますよ！ほんとに柿チョコさんイイですよねー！ありがとうなんて私の方がですよー！ありがとうございます (2016年5月21日 17時) (
レス) id: 9040d70b09 (このIDを非表示/違反報告)
焼きチョコ(プロフ) - 引きこもり界の大妖狐(自己中)@銀楼松さん» うわあぁぁぁぁぁぁありがとうございます！！！！(///▽///)(///▽///)めちゃくちゃ嬉しいですあぁぁ作者やっててよかった←笑 柿チョコさんいいですよね〜(〃艸〃)これからも応援して下さると嬉しいですありがとうございます！！ (2016年5月21日 17時) (レス) id: bf111cc88e (このIDを非表示/違反報告)
引きこもり界の大妖狐(自己中)@銀楼松(プロフ) - 元から焼きチョコさんがだいすきで…大先輩なんですよ！嬉し泣きが…私も柿チョコさん愛してます (2016年5月21日 8時) (レス) id: 9040d70b09 (このIDを非表示/違反報告)
焼きチョコ(プロフ) - 引きこもり界の大妖狐(自己中)@銀楼松さん» ありがとうございます！！ (2016年5月19日 22時) (レス) id: bf111cc88e (このIDを非表示/違反報告)
引きこもり界の大妖狐(自己中)@銀楼松(プロフ) - とても面白い作品ですな！これからもがんばってくださいね！ (2016年5月19日 20時) (レス) id: 9040d70b09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：焼きチョコ | 作成日時：2014年5月31日 17時
