第十六話 「ごめんね」貴方side ページ17
私は今、良ちゃんの腕の中。
いくらいとことは言え、こんな状況はさすがにドキドキする。
A「あ、あの…良ちゃん…」
桜「僕じゃ、ダメ？」
A「え…？」
桜「僕なら…ずっとAちゃんのこと想ってあげられる…僕ならずっと、Aちゃんのそばにいてあげられるよ…？」
『想う』『そばにいる』
その理由は、なんとなくわかってしまった。
けど、考えたら顔が赤くなるから
無理やり考えないようにした。
ぎゅうっと強く私を抱きしめて、ゆっくりと離れたあと
良ちゃんは、私の目をまっすぐ見つめて言った。
桜「Aちゃんのこと…好きだよ」
私の目に溜まった涙が、ボロボロとこぼれ続けた。
桜「ご、ごめん!泣かせるつもりじゃ…」
最悪だ。私。
自分をこんなに想ってくれる人が、こんなに近くにいるのに
これっぽちも知らずに
自分の恋愛の相談をしてた。
何回も。
その分、私は良ちゃんを傷つけてた…
だからって曖昧な答えにしたら、もっと良ちゃんを傷つけることになる。
A「ありがとう。でも…良ちゃんの気持ちには、答え…ら…」
ダメだ。また涙が溢れてくる。
すると、また良ちゃんが私を抱きしめた。
今度は、優しく、なだめてくれるみたいに。
A「ごめん…ごめんね良ちゃん…」
桜「僕は…Aちゃんが笑ってくれれば、いいって思えるんだ…本当に。だから、笑って? 笑ってないと、伊月さんに見てもらえないよ！」
そう言って、手で私の涙を拭ってくれた。
私は、甘えるように良ちゃんの腕の中にもたれ込むと
そのまま寝てしまった。
第十七話 「ありがとう」貴方side→←第十五話 「見たくないよ」桜井side
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引きこもり界の大妖狐(自己中)@銀楼松(プロフ) - いえいえ！言われなくても焼きチョコ様と書かれたうちわ持って応援しますよ！ほんとに柿チョコさんイイですよねー！ありがとうなんて私の方がですよー！ありがとうございます (2016年5月21日 17時) (
レス) id: 9040d70b09 (このIDを非表示/違反報告)
焼きチョコ(プロフ) - 引きこもり界の大妖狐(自己中)@銀楼松さん» うわあぁぁぁぁぁぁありがとうございます！！！！(///▽///)(///▽///)めちゃくちゃ嬉しいですあぁぁ作者やっててよかった←笑 柿チョコさんいいですよね〜(〃艸〃)これからも応援して下さると嬉しいですありがとうございます！！ (2016年5月21日 17時) (レス) id: bf111cc88e (このIDを非表示/違反報告)
引きこもり界の大妖狐(自己中)@銀楼松(プロフ) - 元から焼きチョコさんがだいすきで…大先輩なんですよ！嬉し泣きが…私も柿チョコさん愛してます (2016年5月21日 8時) (レス) id: 9040d70b09 (このIDを非表示/違反報告)
焼きチョコ(プロフ) - 引きこもり界の大妖狐(自己中)@銀楼松さん» ありがとうございます！！ (2016年5月19日 22時) (レス) id: bf111cc88e (このIDを非表示/違反報告)
引きこもり界の大妖狐(自己中)@銀楼松(プロフ) - とても面白い作品ですな！これからもがんばってくださいね！ (2016年5月19日 20時) (レス) id: 9040d70b09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：焼きチョコ | 作成日時：2014年5月31日 17時
