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第十一話 「複雑だね」桜井side ページ12

プライベートで会うのは、ホントに久しぶり。


二人きりは初めてかもしれない。


桐皇の人たちには言ってないけど、僕たちはいとこ同士。


Aちゃんと同じ中学の青峰さんと桃井さんも知らない。


公園でバスケをしたあと、

Aちゃんが行きたいと言ったスイーツカフェに入った。





A「今日は付き合わせちゃってごめんね良ちゃん。」



桜井「大丈夫。僕も何にも予定なかったし…久しぶりに会えて嬉しいよ。」



A「私も!ホント久しぶりだね〜」



桜「今日はどうしたの? 二人きりなんて珍しいよね?出かけるときは、いつもおばさんが連れて行ってくれてたし。」
 



A「実は、少し相談があって…今、好きな人がいるんだ。同じ高校に。」




へぇ……Aちゃんが。初恋かな?



あ。もしかして




桜「ひょっとして、バスケ部の五番の人?」


A「な、何で分かるの!?」




やっぱり。会場でずっと見つめてたもんね。



桜「Aちゃん、分かりやすいからね。」




分かってたけど、はっきり言われたら



ちょっと複雑。






相談相手、なんで僕なんだろう…



桜「Aちゃんは自然体が可愛いと思うよ。だから、そのままでいいよ。頑張って!応援してるから!」


A「うん…ありがと!頑張るね!」








――― 嘘、ついた。好きな人に。









応援なんて







出来ないよ………

第十二話 「どういう関係?」伊月side→←第十話 「相談したい!」貴方side



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設定タグ:伊月俊 , 黒子のバスケ , 誠凛   
作品ジャンル:恋愛
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引きこもり界の大妖狐(自己中)@銀楼松(プロフ) - いえいえ!言われなくても焼きチョコ様と書かれたうちわ持って応援しますよ!ほんとに柿チョコさんイイですよねー!ありがとうなんて私の方がですよー!ありがとうございます (2016年5月21日 17時) (レス) id: 9040d70b09 (このIDを非表示/違反報告)
焼きチョコ(プロフ) - 引きこもり界の大妖狐(自己中)@銀楼松さん» うわあぁぁぁぁぁぁありがとうございます!!!!(///▽///)(///▽///)めちゃくちゃ嬉しいですあぁぁ作者やっててよかった←笑 柿チョコさんいいですよね〜(〃艸〃)これからも応援して下さると嬉しいですありがとうございます!! (2016年5月21日 17時) (レス) id: bf111cc88e (このIDを非表示/違反報告)
引きこもり界の大妖狐(自己中)@銀楼松(プロフ) - 元から焼きチョコさんがだいすきで…大先輩なんですよ!嬉し泣きが…私も柿チョコさん愛してます (2016年5月21日 8時) (レス) id: 9040d70b09 (このIDを非表示/違反報告)
焼きチョコ(プロフ) - 引きこもり界の大妖狐(自己中)@銀楼松さん» ありがとうございます!! (2016年5月19日 22時) (レス) id: bf111cc88e (このIDを非表示/違反報告)
引きこもり界の大妖狐(自己中)@銀楼松(プロフ) - とても面白い作品ですな!これからもがんばってくださいね! (2016年5月19日 20時) (レス) id: 9040d70b09 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:焼きチョコ | 作成日時:2014年5月31日 17時

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