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ぜろ。 ページ1

「はじめまして！るぅと君だよね？」


一人ぼっちだった僕にはじめて声をかけた君。

眩しいその笑顔に、僕は









恋をした。





「るぅちゃん。」

そう言って。

いつも僕のとなりを、当たり前のように一緒に歩いてくれること。



「るぅちゃんは優しいね。」

そうやって。

いつも素直に、笑顔を向けてくれること。



「馬鹿！もう知らないから。」

そう睨んで。

だけど最後にはごめんねって、泣きながら謝ってくれることも。






もう。ないだね。






次から次に溢れる涙。

心配なんて、させられないから。


ぎゅっと唇を噛んで、必死に隠した。

いち。→



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作者名：てん | 作成日時：2020年6月18日 23時

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