朝日奈家にきた子は金髪美少女 【BROTHERSCONFLICT】

43 ページ43

夜中2時

貴方｢……｣

Aはトイレで起きたが、喉も乾いたのでリビングに行くことに



inリビング

貴方(暗い…)

カチッ

Aが電気をつける

｢…っ、｣

と誰かの声がしたのでAはとっさに

貴方｢ご、…ごめん、なさい……｣

慌てて電気を消した

｢…いや、……俺がここで寝てるからな。悪い｣

と、聞き覚えのある声がし、その人は起き上がってこっちに来る

貴方(あ、…え、)

カチッ

棗｢なんか、取りに来たんだろ｣

そう棗は電気をつけて言った

貴方｢あ、ありがとう……｣





貴方(水…あった)

Aは冷蔵庫から水を取ってコップにそそぐ

貴方｢……｣

Aは、はっとして棗をじっと見る

貴方(飲むかな…)





Aは棗の隣に座る

かたっ

棗｢…おお、さんきゅ｣

貴方 こく

Aは考えた結果棗にも水を出した

棗｢2時過ぎか…｣

貴方(あ、明日仕事かな…)

Aは悪いなと思い戻ろうとすると

がしっ

棗｢そゆことじゃないから、悪い｣

そう言って棗はAを止めた

貴方 こく

Aは少し驚いていたが頷いてまた隣に座る

貴方｢あ…｣

棗｢ん？｣

貴方｢ねこ……っ｣

棗がスマホで時間を確認してテーブルに置くと、まだロック画面状態だったのでちらっと見るとロック画面に猫2匹が映っていた

棗｢あぁ、うちで飼ってるんだよ
猫、すきなのか？｣

と棗が聞くとAの周りに花を咲かせるようにぱっと明るくなり頷いた

棗｢ふっ、そうか、今度見に来るといい｣

そんなAをみて棗は微笑んで頭に手をぽんぽんとやった

44→←42

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す