【ハイキュー】岩泉一と結婚するまでの話 (ページ6)

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ゴ！ページ6

「ねえねえ、君名前なんて言うの？」

「綾瀬A。」

「Aちゃんね！！よろしく！！

あ、俺は及川徹！！徹って呼んで！」

少し馴れ馴れしいというか、距離の詰め方が独特だなと感じた。

それでもすごく明るくて、緊張している私を和ませようとしているんだなと感じた。

「徹くん…。よろしく。」

「うんうん！」

ご飯を食べながら色々な話をした。

2人は小学校のバレーチームから同じで、強豪北川第一でレギュラーだったそうだ。

いわゆる幼なじみと言うやつ。

「Aちゃんも、幼なじみっているの？」

「うん、いるよ。」

私にも1つ年下の幼なじみがいる。

そいつもバレーバカで、私がバレーを好きになるきっかけになった子だ。

「そっか。昼休み終わっちゃうし、また聞かせてね！」

そう言って片付けをはじめた徹くん。

それにつられて、岩泉くんと私も片付けをはじめた。

「あー帰りてｪ」

急に喋り始める岩泉くん。

「岩泉くん？どうしたの？」

「授業めんどいんだよな」

一見真面目そうな岩泉くんから、予想外の言葉を聞いて私は固まってしまった。

そして、しばらくして、徹くんと同時に笑い始めた。

岩泉くんは少し顔を赤くしていた。