愛して３【東京卍リベンジャーズ】

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ﾏｲｷｰ「これがその…お守りだ…




東卍を作ったのは俺じゃない…




場地だ。





誰かが傷ついたら、みんなで守る。



一人一人が皆を守るチームにしたい…




そうやって出来たチームだった。」






武道「ｯ…場地ぐんは…ずっと1人で戦ってたんすね…ｯ…あの日の約束を守るために…ｯ…」






ﾏｲｷｰ「ｸｯ…、



ごめんな……場地…」









すると、パトカーのサイレンが鳴り響いた。









竜胆「サツだ」




蘭「先行ってろ、お前ら」





「「「うぃーっす」」」







ガリ男「解散だー、はけろはけろ！」









そして、芭流覇羅の連中やギャラリーたちはこの場から続々と去っていく。









一虎「俺は場地と残る。… 皆は行ってくれ。」






武道「一虎くん…」





一虎「俺の起こしたことだ…自分でケジメを付けたい。」







ﾏｲｷｰ「わかった」






ｹﾝ「東卍もここで解散だー！」






「「「「うーっす！」」」」







そして東卍の皆も続々と解散していく。









一虎「マイキー！




許してくれなんて言えねぇ。

真一郎くんの事も…場地のことも。一生背負って生きていく。」






そう言った一虎は、マイキーに深く頭を下げた。









そんな中、なまえだけは場地の傍を離れようとはしなかった。









『…………圭……介……』









武道「！


((そうだ、！俺はなんで忘れてたんだ！場地くんが死んだ！…ということはなまえちゃんが、!!))




っ、！なまえちゃん！」








『………やだ……1人に…しないで……圭介……』






武道「っ、！

((だめだ…、！俺の声なんか全然聞こえてない！))」








そして皆も武道の声に気付く。









ﾏｲｷｰ「！…なまえ……、」








ｹﾝ「なまえ、…行くぞ」









『…やだ………行かない…ずっと…圭介といる…』








なまえは倒れている圭介を抱きしめる。








三ツ谷「なまえ……」









一虎「ｯ……なまえ……ごめん……ｯ…」








なまえはその間もずっと涙を流し続けていた。









ﾏｲｷｰ「なまえ、帰るぞ…」









『行かない……離れない……私は、ずっと……圭介と一緒だから！…はぁはぁはぁ……』









彼らは思った。


また、またなまえの大切な人を失わせてしまったと。



もう2度と、なまえには辛い思いをさせないと誓ったはずなのに。

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