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45. ページ46
圭介「！、なまえ、大丈夫かよ」
『ｯ…、圭介、ごめん…ありがと。
なんか、気ぃ抜けちゃったみたい…えへへっ』
圭介「無理に笑うな。我慢する必要はねぇ、泣きたきゃ泣け」
『ｯ!! ……圭介……ｯ…ｸﾞｯ…ｯ……』
圭介の言葉に私は何かの糸が切れたように、圭介の腕の中で泣きじゃくった。私の涙は止まることを知らず、拭っても拭っても溢れ出てくる。
・
まだ残っていたメンバーは、空気を読んでその場を去っていった。そして残っているのはなまえと場地の2人だけになった。
・
しばらくしてなまえはようやく泣き止んだ。
『…けーすけ…、ありがと。もう大丈夫。』
圭介「あぁ、そうか」
『あれ…、皆は？』
圭介「とっくに帰っちまった。俺らも帰るぞ。」
『うん。』
そして私は圭介のバイクの後ろに乗り、家に送ってもらった。今日はいつもよりギュッと後ろから圭介を抱きしめた。
・
『けーすけありがと。おやすみ』
圭介「おう、おやすみ」
そして圭介はバイクに乗り、片手を挙げて帰って行った。
・
家についた私はすぐにお風呂を済ませた。その後は倒れ込むようにベッドに入りすぐに眠った。
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作者名：ゆっぴ | 作成日時：2021年7月26日 1時
