女神が二十八人 ページ32
「エリー……!!」
「ベロニカ姉様!?」
エリーが僕のパーカーを羽織ってすぐ、そんな声が聞こえた
声が聞こえた方を見ると見たことあるような女
そしてエリーの格好を見て焦った様にこっちに来て、一言
「取り敢えずその小さいサイズのパーカー脱ぎな、私の貸してあげるから」
……それは僕が小さいって事で良いんだよねぇ?
と言うかまず、この女の人僕の事気付いてる?
僕の事素通りしたんだけど
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「ありがとうベロニカ姉様、服を貸してくれて。
ちょっと下がスースーするけど……。
A様もありがとうございます」
『別に〜? 流石にあの格好じゃ、僕が困るからねぇ……。
ところで、その女の人は誰?』
僕はジッと[ベロニカ姉様]と呼ばれた女の人を見つめる
女の人は僕の事に気付いてなかったのか驚いた様な表情をした……が、すぐに真剣な表情になってこう言った
「アンタはヘンドリクセンが言っていた……アンタも王国へ来てもらうよ。
エリー、王国へ戻ろう。こんな危険な奴等と一緒にいちゃダメだ」
ヘンドリクセン……? 誰だっけ、聞いたことある様な……。わかんないからまた今度考えよ
それに今はこの2人の話を聞いていたい
そう思い、僕はしばらく2人の話を黙って聞いていた
……本当に、大切なんだなぁ。エリーの事
女の人の話を聞いていてそれはとても伝わってきた
でも、エリーを渡したらダメな気がする。確信はないけど、何かいけない事に利用される気がする
そんな時、フラフラと団長が立ち上がり、僕とエリーを庇う様にしてこう言った
「Aとエリザベスは、俺が守る」
団長が言ったその言葉に、女の人は哀れんだ目でエリーのことを見る
女の人は自身の首に掛けていたネックレスを持ち何やら呪文を唱える
!! あれって……マズイ!!
『メリオダス逃げて!』
メリオダスも異変に気付いたけど間に合わず、そのまま石のなかに封じ込められた
女の人は満足そうな表情をしてエリーと僕を連れ去ろうとする
けど、僕もエリーも抵抗をする。僕は戦闘の体制になり、エリーを庇う様に立った
『……エリーも僕も嫌だって言ってるんだよ?
そんな無理やり連れて行こうとしないでよ。……ほんと、鬱陶しいなぁ……』
僕は睨みながら2人を見つめた
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クロりんご(プロフ) - hiroto.0109さん» コメントありがとうございます!そう思って下さり嬉しいです! (2018年8月6日 14時) (レス) id: 738c9471c2 (このIDを非表示/違反報告)
hiroto.0109(プロフ) - 面白いですね (2018年8月6日 13時) (レス) id: d0e055d206 (このIDを非表示/違反報告)
クロりんご(プロフ) - 瑠李さん» 待っててくださりありがとうございます! (2018年6月28日 22時) (レス) id: 738c9471c2 (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - 待ってました♪ (2018年6月28日 19時) (レス) id: d8c6f7f40c (このIDを非表示/違反報告)
クロりんご(プロフ) - 瑠李さん» コメントありがとうございます!更新遅すぎてほんと申し訳ありません……!!近いうちに更新します!応援ありがとうございます! (2018年6月22日 16時) (レス) id: 738c9471c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:クロりんご | 作成日時:2018年1月7日 17時