女神が二十七人 ページ31
『……ああ、あの目は僕がエリーとポーク連れて遠くへ行けって事かな?』
僕は店の扉にもたれかかり、団長の方を見ながら1人呟く
ちゃんと怪我の手当てもした。ただあの場に居たくなかったから戻ってはいないだけ
そして今は僕以外の団員が全員舞台に上がり、観客達を逃している
……まぁ、何も知らない人からしたら脅している様な感じだけど
僕は逃げ始めた観客達を避けながらエリーとポークのとこへ行き、ポークを持ち上げ、エリーが落ちない様に優しく包み込む様にして低めの体制になる
「ぷぎゃ!?」
「!? A様!? 一体何を____」
『喋ったら舌、噛むよ。
《
僕はそう言って魔力を使い、遠くへと……と言うかなるべく被害が無さそうな場所へと疾風で飛ぶ
そしてなるべく大きな音を出さない様に着地した
『……ここなら、多分あんまり被害は無いと思う』
「お前、飛ぶなら飛ぶって言えよ!! びっくりしたじゃね〜か!!」
そう僕に叫ぶポークは余程驚いたのか、顔色が悪かった
……豚の顔が真っ青ってなんか、うん
あんまり美味しそうじゃ無い
あれ、そう言えばエリーの声さっきから聞こえないんだけど
僕ちゃんと連れて来たよね?
そう思い、周りを見るとそこには元の大きさに戻ったエリーがいた
うわぁ……裸じゃん。取り敢えず服着せなきゃ
僕がエリーに話しかけようとしたら、急に団長とバンが飛んで来た
『! ……怪我、してる。なんで……?』
あんな弱い聖騎士にやられるほど、団長は弱くない
どうして……何か、あったとか?
「メリオダス様!」
エリーも団長が怪我していることに気付いたのか、心配そうに駆け寄る
……裸で。ハァ……仕方ないなぁ。僕は立ち上がり、エリーに押しつける様にある物を渡した
「!! これ、A様の……」
『……何も着ないよりかはマシでしょ〜?
そのままだと僕が困る』
僕にそう言われ恥ずかしくなったのか、エリーは自分よりも小さいサイズのパーカーを羽織った
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クロりんご(プロフ) - hiroto.0109さん» コメントありがとうございます!そう思って下さり嬉しいです! (2018年8月6日 14時) (レス) id: 738c9471c2 (このIDを非表示/違反報告)
hiroto.0109(プロフ) - 面白いですね (2018年8月6日 13時) (レス) id: d0e055d206 (このIDを非表示/違反報告)
クロりんご(プロフ) - 瑠李さん» 待っててくださりありがとうございます! (2018年6月28日 22時) (レス) id: 738c9471c2 (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - 待ってました♪ (2018年6月28日 19時) (レス) id: d8c6f7f40c (このIDを非表示/違反報告)
クロりんご(プロフ) - 瑠李さん» コメントありがとうございます!更新遅すぎてほんと申し訳ありません……!!近いうちに更新します!応援ありがとうございます! (2018年6月22日 16時) (レス) id: 738c9471c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:クロりんご | 作成日時:2018年1月7日 17時