赤色の幼馴染の日常3

. ページ5

うらたぬきside





東京から新幹線を乗り継ぎ数時間





今はAの家の前に俺は立ってる





流石に大の大人九人はあれだから





俺と坂田、まふとそらるさんの四人





このあほを除いて三人が常識人なんだけど





常識人がみんな混乱してる






坂「三人ともどうしたん？」





だって






う「……家？」






坂「おん」






そ「家っていうよりか」






ま「御屋敷じゃない？」






そう





俺らの目の前には“御屋敷”があった






それも超特大サイズの






やばくね？？






あいつこんなとこに住んでたの？？？






令嬢じゃねぇか






ここにいると家の端っこみえねぇし






塀も高すぎる、、、






あ、






う「……表札ねぇんだな」







ま「ほんとだ」







坂「よく考えてみればAの苗字知らんなぁ」






そ「なんで疑問に思わなかったの」






坂「Aが一番しっくり来てたんですもん」






坂田あほかよ






あ、あほの坂田だったわ






う「なんかあの人こっち来てね？」






ま「そりゃあ、家の前で十数分たむろってるから」






そ「完全不審者じゃん」






坂「え？？？捕まる？？」






う「俺らの本名が明かされる日も近い」






そ「マジでヤバくない？」






それでもみんなここから離れないということはそれ程Aに会いたいんだろう






実際俺もそうだし






執事服を着たお爺さんが俺らの前で立ち止まる






？？「坊っちゃんおひさしゅうございます。大きくなられましたね。じぃや感激しました」






坂「……あ！！！！おっちゃん！？！？」





待って坂田誰この人

・→←.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す