検索窓
今日:24 hit、昨日:87 hit、合計:123,433 hit

#40 ページ41

「白鳩か…!!」

「ええ」

女がそう言うと

ザッ ザッ ザッ ザッ

何人もの捜査官達がアヤトたちのいる階に降りてきた

ジャキッ

「相手は羽赫の喰種…油断しないように」

女が言い終わると同時に捜査官達は飛び出した

ズズ…バババババ

アヤトの赫子攻撃をクインケで防ぐも、背後に回ったトーカの攻撃により、やられてしまう

「…数が多い…下がるぞ!!」

「あぁ…!!」

ガキィン

だが、アヤト達の前に女が立ち塞がった

「!?」

チャキッ

女は大太刀を鞘から抜いた

「そう簡単に突破されちゃあ…困るんだよね」

女がそう言うと、アヤトは赫子で射撃攻撃を仕掛けた

ガキン ガキン ガキン ガキン ガキン

ズバッ

女は刀で攻撃を防いでいたがその内の一つが女のフードを貫通し、女の顔を顕にした

「お前は…!!」

「「…!?」」

「あーあ…折角顔、隠してたのに…」

アヤト達と戦っていたのは十六夜だった

そして、十六夜が持っている刀は『夜雨』だ

「有馬貴将の右腕…」

「へぇ…知ってるんだ 私の事を知らない喰種の方が多いのに」

アヤトの言葉に感心した様に十六夜は言った

「じゃあ…私が貴方達をどうするかは分かっているという認識でいい?」

十六夜はそう言って『夜雨』を構えた

「(こいつは強い……だから、)」

ズズ

「(一気に駆け抜ける…!!!)」

アヤト達は赫子を出現させ、一気に飛んで十六夜の頭上を超えて行った

「速…流石、羽赫の喰種
まぁ…そっちに行っても、何も出来ないんだけど…」

十六夜はそう言うと、『夜雨』を鞘に納めて、アヤト達を追った



ビーッ

「キーの権限が停止されてる…」

アヤトがそう言った

「無理だ…コントロールルームから解錠する…!」

「…! 避けろ!!」

四方がそう言って二人が行動を移した刹那、電撃が壁を抉った

カツン

「(……有馬…)」

三人の視線の先には、有馬と十六夜が居た

バチチ

電撃が四方を襲う

「(相変わらず、すごい威力だな…)」

四方は電撃を避けたが

バチン

腕を電撃が掠ってしまう

「ぐ…」

膝を付いた四方に有馬が迫る

「オッサン!!」

トーカが庇おうとするも四方はそれを押し退け、有馬の攻撃を喰らった

「四方さん!!」

有馬の攻撃が四方に再び迫る

ガキン

「ヘタばってんじゃねえぞ!! オッサンッ」

トーカとアヤトが有馬に赫子の射撃攻撃を仕掛ける

十六夜は『夜雨』を振った

ズバッ

刃から赤い斬撃の様なものが出て、二人を斬りつけた

#41→←#39



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (53 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
187人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

朱鷺の砂(プロフ) - pookyさん» ありがとうございます!! (2020年8月23日 15時) (レス) id: 8ffe6e82ed (このIDを非表示/違反報告)
pooky - とても、面白いですね!続きが気になります! (2020年8月23日 12時) (レス) id: 012e567f90 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:朱鷺の砂 | 作成日時:2020年8月19日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。