【東京喰種:re】有馬貴将の右腕 (ページ34)

今日:10 hit、昨日:36 hit、合計:123,332 hit

#32 ページ34

クインクス班班長は不知に代わり瓜江が就任

佐々木琲世上等捜査官は『隻眼の梟』を単身で撃退した功績により、時期外れの昇進

准特等捜査官となる

また、当人の希望によりクインクスの指導者(メンター)の任を離れる

月山家殲滅戦から半年が経ち11月

CCGは『アオギリの樹』の殲滅作戦に全勢力を向けていた

「塩野さんですか」

「……！」

「『CCG』です高槻先生はいらっしゃいますか？」

あからさまな作り笑いで琲世は目の前の男に聞いた

琲世の後ろにはかつてキジマの部下だった旧多が居た

特等捜査官会議

局長と9名の特等捜査官が参加している

「いよいよアオギリの樹との戦いも終焉に向いつつある…
『隻眼の梟』から端を発するものとすれば、実に13年にも及ぶ長い戦いだ…」

局長、和修吉時

「そのたの一端に関わる奴がまた欠席ですがね」

対策Ⅱ課課長丸手斎

「重要な立ち位置ですのにね」

対策Ⅰ課課長安浦清子

「S3班は多忙無理もない」

対策Ⅱ課監獄長灰崎深目

「しかし、多忙は無謀につながるものですぞ…」

対策Ⅰ課支部長田中丸望元

「…そのために代理を立てているのでしょう」

対策Ⅰ課 S1班班長宇井郡

「………鈴屋くんお菓子」

対策Ⅰ課支部長法寺項介

対策Ⅰ課 S2班班長鈴屋什造

対策Ⅰ課 S3班書記佐々木琲世

「その事で確認だが……何故、十六夜ではなく佐々木が？」

対策Ⅱ課 S2班班長和修政

「僕がそのお二人の代理です局長からの許可も頂いてます」

政の言葉に琲世は言った

「気色の悪いニヤニヤ笑いをやめろ」

「政ボーイ目鯨立てずとも……確かに、十六夜ガールが来ないのは気になる所だが…」

「Aさんのことです何事も経験だと佐々木准特等に押し付けた可能性もあります」

田中丸と郡がそう言った

「それより、報告を」

琲世はそう言って立ち上がった

「(アオギリの樹壊滅には、隻眼の王を殺し、根城を叩くか…
作戦としては悪くない……悪くないけど…)」

ｰｰｰｰｰ『アオギリの樹』を潰したところで…

「さて…クインケの手入れでもするか」