家族だよね。【刀剣乱舞】【BROTHERS CONFLICT】

64 大晦日の日に《番外編》 ページ17

今日は、大晦日。



ということで、


自分の家に帰省しています。


勿論、本丸の皆と奈津ちゃんも入れてね。


狗谷くんと、美雨ちゃんも誘ったんだけど、
用事があるって二人とも来れないらしいんだ。



久々に家に戻ってきて、リビングのドアを開けようとすると、



中からは暖かい声が賑わっているように聞こえて、


顔が綻んだ。


榛妃『た、ただいま...？』


雅臣｢おかえり...｣


リビングに入ると、おかえり と まさ兄は、微笑んだ。


右京｢お帰りなさい、榛妃。料理もう出来上がってますよ。｣


弥｢おねえちゃん！！！｣


久しぶりに見る、弥は大きくなっていて


弥｢あのね！僕、中学生になったんだよ！！｣



へへ と笑う弥は、どこか大人びていて、


そんなに、立ってたんだって...思って。



プレゼント...と考えていたら

弥｢お姉ちゃん！初詣早く行きたいね！！｣


榛妃『そ...だね！』



右京｢二人共、まだ気が早いですよ...｣


はあ、とため息を吐くうー兄を横目にくすっと笑いあった。



ガチャ


ドアの開く音が聞こえ目を向けると



｢ただいま帰りました〜。｣


｢ただいま｣

｢ただいま、外寒すぎ。｣


そこには



榛妃『ゆーちゃん！ふーちゃん！絵麻...！』



絵麻｢榛妃さん！｣


榛妃『あのあと、体に変化とかなかった...？』



絵麻『大丈夫ですよ！』


と、笑顔を見せる絵麻に少し安心した。


風斗｢ちょっと、姉さん...忘れるとかないから｣

やっぱり、相も変わらず口悪くて



榛妃『口調直せっての！』



思春期の男子っぽく、口調が更に悪くなっていた風斗。

侑介｢よ、榛妃姉さん...｣


まだ気にしているのか、気まずそうにする侑介が少しどころかすごく気になったので



榛妃『気にしないでって！終わったこと！』



へら と笑えば


本当にごめん...なさいと、そう返ってきた。


榛妃『誰も悪くないし！それに...』


しんみりした空気やめようよ！大晦日だよ！？年の締めくくり！！！、


よし！料理食べよ！うー兄の！



そう声を出して、気分を盛り上げた。

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