私の日常 ページ2
私は、この施設に生まれたときからいる。
外には出たことがない。食事もろくに貰えない。
いつも殴られたり蹴られたり...そんな毎日が嫌いだった。
それでも、ある程度の自由はある。
自由に歩けるし、話せるし...欲しい物も貰える。
けど、それもほんの少しだけ...
そのかわりに毎日私のことを傷付ける。
だから、この包帯の下には傷がいくつもある。
私は見たくないから隠した。見られたくもない。
そんなことを考えていると、私の前にはたくさんの人達がいた。
あぁ...今日もこの時間が来たんだ...
次の瞬間に思いきり殴られた。
当たった所は複数。たくさんの痛みが私を襲う。
痛いのに、何もできない。
していいのは、ただ声をあげることだけ...
私を痛めつけた後、一人が何かを持っていた。
ここが薄暗いから、よく分からないが...
よく目を凝らすと見えた。
それはナイフだった。
いつもは殴る、蹴るで終わり。
でも、今日は違う。目の前にナイフがある。
私だって、無敵では無い。
でも、傷の回復が恐ろしい程に早かった。
きっと、変なやつだと思い、ナイフを刺せば流石に無理だと思ったんだろう。
私は壁に追い詰められ、もう逃げれない。
怖くて仕方ないから、私は目を瞑った。
そして、あぁ...これで死ぬのかな...と、考えていた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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國見つける! - 時姫さん» 國見つける!のコメントとこのコメント間違えたので決してください (2017年5月13日 12時) (レス) id: 882e477b1a (このIDを非表示/違反報告)
國見つける! - 良かった〜 (2017年5月13日 12時) (レス) id: 882e477b1a (このIDを非表示/違反報告)
時姫(プロフ) - ありがとうございます。 蓮空様も小説頑張って下さい。 また、もうすぐで新しい小説ができるので、 そちらの方も、よろしくお願いします。 (2017年4月4日 19時) (レス) id: f26110437a (このIDを非表示/違反報告)
蓮空 - 完結おめでとう!やっぱり書くペース凄い早いですね、私も頑張ります。次回作楽しみにしてます (2017年4月4日 17時) (レス) id: bd7770642b (このIDを非表示/違反報告)
時姫(プロフ) - 蓮空様、ありがとうございます。 昨日のうちに閲覧数が増えていて、 少し驚いていました。 宣伝をしていただき本当に ありがとうございます。 蓮空様も小説、頑張ってください。 (2017年4月3日 7時) (レス) id: f26110437a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:時姫 | 作成日時:2017年3月25日 21時