参拾漆 ページ38
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「ねぇ、主くん。
『是非お願いしたい。』
なんか今日は、やけに色々な人に会うな。
まぁ、畑を含む庭は結構な広さがあるし、人出が多いに越したことは無いからありがたいんだけど。
でもまず彼が誰なのか分からないから、少し不安な気持ちはある。
振り向くと眼帯をはめたジャージの男。カッコいいな眼帯、似合ってる。
肌は白いが、対照的に髪や眼帯、服も黒色で……山吹色の瞳がとてもひきたつ。そして怪我も。
柔らかく細められた鮮やかなその目を、思わずじっと見つめる。すると1歩、後退りされてしまった。警戒させたようだ。
「どうかしたかい？そんなに変な格好をしていたかな」
「……いえ。
すみません、じっと見つめてしまって。
無粋な真似をお許しください」
うーん、動向の監視が目的ってとこだろうか。すごい警戒されてるように感じる。
「……ところで、長谷部さんを見ていませんか？
三日月さんの仰るところでは彼が私と行動する、と伺っていたのですが……お会いできていなくて」
少し話を逸らそうと、先程から気になっていたことを聞いてみる。
別にこれは嘘でもなんでもなく、実のところ長谷部には朝から会っていないのだ。
青江の話の節々では聞いていたのでどこかにいるんだろうが……どうも入れ違ったらしく。それっきり、そのままだった。
何か情報が得られればと思ったが……その結果も虚しく終わった。
「さぁ……僕は特に見かけてないね。
まぁ、長谷部くんも三日月さんも、今日畑やることは知ってるし……心配はないんじゃないかな？」
その顔は本当に知らなさそうだったので、大人しくそうですか、と理解の意を示す。
まぁ、どこかで会えるだろう。彼の口振りから察するに、特に心配することはなさそうだった。
「じゃあ、整えていこうか！
まずは庭の草を刈って、それから畑だね。
君の霊力のお陰だろうね、少し畑がマシになってるんだ。
またお野菜でも育てられたらいいな」
「お野菜、育つんですか？」
あぁ勿論、と頷く彼は思い出したように『燭台切光忠』とその名を名乗った。
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朔夜(プロフ) - あみあみさん» 今週もコメントありがとうごさいます！来週テストですか・・・頑張って下さい！私もそろそろ学校が始まるので更新ペースが・・・頑張りますね・・・これからもよろしくお願いします！ (2017年9月16日 13時) (
レス) id: 69535f952d (このIDを非表示/違反報告)
あみあみ(プロフ) - ついに続編かーーー 来週楽しみダーーー あっ、来週私学校のテストダ・・・ よし、この小説を読むためにテストがんばりまーーーーす (2017年9月16日 12時) (レス) id: 3f689df719 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - あみあみさん» コメントありがとうございます！どうも今回、更新日時表示が途中までオフだったみたいで・・・私自身「何故！？」と思いながら何度も更新したので見にくかったと思います・・・すみません！ (2017年9月10日 9時) (レス) id: 69535f952d (このIDを非表示/違反報告)
あみあみ(プロフ) - 更新されてからすぐに読みました 朔夜さんサイコーーーーーーー (2017年9月10日 2時) (レス) id: 3f689df719 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - ゆらさん» わざわざコメントありがとうございます！主人公は私も「こんな友達ほしいなぁ」と思いながら作ってるのでそう言っていただけて本当に嬉しいです！これからは忙しくなるので更新ペースは落ちそうですがどうかよろしくお願いします。 (2017年9月2日 23時) (レス) id: 69535f952d (このIDを非表示/違反報告)
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