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水溜りの彼へ 2 ページ40

((名前side.)


一旦動画を止め、再びリビングへ
そうするととしみつから電話がかかってきた


と 「もしもーし、今大丈夫?」

A 「うん、少しなら大丈夫だよ」

と 「無事東京着いた?」

A 「おかげさまで!水溜りハウスにも着いて、そろそろ撮影するってところ」

と 「そっかそっか。それが聞きたくて。じゃあ、また連絡するな」

A 「わざわざありがとうね。じゃあ、またね〜」


電話を切り、


トミー 「としみつ?」

A 「そう。無事着いたかー?って」

トミー 「相変わらずだな」

A 「そうだ、トミー!言ってなかったんだけど、私たち付き合うことになって」

トミー 「え!そうなの!おめでとう、よかったな。」

A 「ファンの人にはまだ内密だから、そこだけお願いしやす」

トミー 「わかった。おっ、カンタからLINE。そろそろ戻りますだってさ!多分あと20分位したら帰ってくるはずだからカメラ設置しちゃうわ」


リビング、廊下、撮影部屋の至る所にカメラを設置する


トミー 「じゃあ、俺は地下室に隠れてるから!そろそろいいかなって頃に現れるわ」

A 「了解しやした〜!」


トミーは地下室へと向かって行った


A 「(リビングのカメラに)カンタ君と仲良くなれるといいな〜、
あ、東海オンエアの方のチャンネル登録もよろしくね〜!!」(ソファに座りカメラに手を振る)


その時、玄関の方からガチャッと聞こえて階段を登ってくる足音が聞こえてきた


A 「(カメラに向かって小声で)きたきたー!」


携帯をいじるふりして、カンタ君を待つと
リビングのドアが開いた


カンタ 「ただいま•••!?あれ!?Aちゃん?!」(ビックリして、オドオドする)

A 「カンタ君、おかえりなさい。待ってたよ」

カンタ 「待ってた•••!?あれトミーは?他の東海メンバーはいないの?」

A 「トミーは、外出ちゃったよ。今日は私だけなんだ〜」

カンタ 「あ、そうなんだ•••」(離れたとこのソファに座る)


無言が続く


カンタ 「トミーどこまで行ってるんだろ•••」


私はこのままだと無言が続いてしまうと思い、仕掛けていく事にした

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作者名:ななみ。 | 作成日時:2020年7月22日 17時

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