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ヒビヤ君の持っている飴を桃味とｵﾚﾝｼﾞ味にいれかえる
女の子は苦笑しつつも、あたしをﾌｫﾛｰしようと必死だ
ほんと、信じて
その飴玉、モモに上げるつもりだったの
「すいません、ありがとうございます」
「ｱﾊﾊ、いいの…本当、あたしの趣味じゃないよ?」
「は、はい」
信じてない様子の女の子とヒビヤ君
2人をみていて、あたしは大きなｷｬﾘｰﾊﾞｯｸを持っていることに気が付いた
「あれ、旅行?」
「あ、はい!夏休みの間、こっちにいる予定なんです、叔父の世話になるつもりで」
「そっか、楽しんでね」
はい、と笑って返事を返す女の子
とってもかわいい、となりのヒビヤ君なんて頬を赤く染めている
ははん、ヒビヤ君、好きなんだなぁ
「…急に話しかけてごめんね」
「いえ、飴玉、ありがとうございました」
「どうも…」
2人は人ごみの中へと歩いていく
それが見えなくなるまで見送って…あ、女の子の名前きくの忘れた
まぁ、ヒビヤ君の名前はわかってるし…
夏休み中にまた会えるかも、だし…その時聞こうかな
「それよりもモモだよ」
本来のモモを探すという目的に戻る
そんな時、モモの曲である「如月アテンション」が携帯から鳴り響いた
モモにはかえて、って言われたけど、この曲はあたしのお気に入りの曲だ
モモらしさが伝わる、元気の出るあたしの大好きな曲
だから、簡単には変えてやらないんだ
電話の着信音で、ﾃﾞｨｽﾌﾟﾚｲにはあたしが探している人物である「如月モモ」と映されている
「も、もしもし!?モモ!
今、どこにいるの!?商店街、大騒ぎになったってﾆｭｰｽでみて!」
何もいわないモモ
あたしが何度も「モモ」と呼びかけると、やっと聞こえた声
それは、すすり泣いている、モモの声
小さく嗚咽を繰り返すモモはあたしの名前をやっと呼んだ
「A、私、普通じゃないの…?」
「モモ、どうしたの、何かあった?」
「私、ただ普通の女の子として生活したいだけなのに…なんで私ばっかり!!」
「モモ、落ち着いて!」
珍しく声を荒げるモモにあたしも焦ってしまう
少し、電話ごしに静寂ができた
それを消すようにモモはか細い、弱弱しい声でこういった
「私ね、アイドルやめたの…
ごめんねA、私のこと応援してくれたのに、本当にごめんね」
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ミズヤ(プロフ) - どうも、この話読んでて楽しいです。あの成り代わり少女のこうしんがめっちゃ楽しみなので1話でもいいので待ってます (2014年6月19日 19時) (
レス) id: 41bc7bd8e1 (このIDを非表示/違反報告)
時雨▽・x・▽(プロフ) - めっちゃ気に入りました！！面白いです！これからも頑張って下さい！ (2014年5月3日 18時) (レス) id: 1fc7b9a6fe (このIDを非表示/違反報告)
響乃(プロフ) - めっちゃ面白いです！シンタローLOVEなので、出てきて嬉しいです！シンタローの出番沢山ください！((別に、嫌なら構いませんが…… (2014年4月30日 22時) (レス) id: 8f4edc383a (このIDを非表示/違反報告)
あおい - 面白いです！！！メカクシ団の一員になった感じ！すごく楽しめます！ (2014年4月28日 22時) (レス) id: e105d43e6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：〜天女（てんにょ） | 作成日時：2014年4月1日 22時
