【銀魂】新訳 狂愛と共愛2【高杉】【沖田】

78・あなたside ページ41

着流しを脱ぎ捨てた晋助を見て、ゾクゾクっと身体の芯が震えた。

細身の体に綺麗に筋肉が付いた厚い胸板、そして両方ともあらわになった太い二の腕。

その瞳に宿っているのは野獣のような強さ。

私はあられもない姿のまま、その野獣の瞳に魅入られてしまった。

晋助はそんな私のことを知ってか知らずか、ニヤリと笑みを浮かべ、再び私の脚をぐっと開く
と、晋助は私のそこに顔をうずめた。


「あんっ、んっ…やだァ…っ」
「嫌じゃねェだろ…こんなぐずぐずにしてよォ」

「……そ、なとこ、きたな……」

私の抵抗にも晋助は笑って答えるだけだ。


「Aの身体に汚いところなんてねェよ」


晋助の舌先が、私の一番敏感なところを捉えた。


「っ、晋助……」


「ッ…どうした？」


「そこッ…や、」



堪えきれない自分の声と水音が部屋に響く。


「気持ちよくねェか？」


「ん、んん、じゃなくて、ッ、」


「じゃあ、何だよ？」


わざとわからないふりをしている晋助。



「あっ、…んう、ぁ…っ」


「言わねえと、わからねェだろうよ」




吐息交じりの掠れた声が、私を高めてゆく。

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